Minori Chihara Live Tour 2019 -SPIRAL- 尾張一宮

今回は名古屋じゃなくて尾張一宮 みんな、でら好きだがや!

前回、大阪で2日間参加して、「これは大阪だけにしておくのにはもったいないな、どこか行きたい!」となりました。

折しも、尾張一宮でライブの予定があり、しかもチケットもまだあるということだったので、神戸市営地下鉄6000形試乗会が外れてスケジュールが空いたこともあり、チケットを買って行ってきました。

今回は初の試みとして、ホテルにパソコンを持ち込んで終演後すぐ書いています。

セットリスト

1
2 ENERGY MAKER
3 夢幻SPIRAL
4 赤い棘のギルティ
5 Little Wing
6 境界の彼方
7 PRECIOUS ONE
8 みちしるべ
9 奇跡
10 金魚
11 アイアイ愛してるよ♡
12 SELF PRODUCER
13 Remained dream
14 勇気の鼓動
15 Hopeful "SOUL"
16 CRADLE OVER
17 声もなく始まる世界
18 Paradise Lost
19 言の葉
E1 シャラララ
E2 Final Moratorium
E3 Freedom Dreamer

どうして尾張一宮

東海地方でのライブといえば、大概名古屋でやるのですが、今回は愛知県内とはいえ、ほとんど岐阜寄りの尾張一宮でやりました。

その理由として考えられるのは、名古屋市内の主な会場は改修工事に入ることから、名古屋市内で会場が不足しているためとも言われます。日本ガイシホール名古屋市公会堂愛知県芸術劇場は改修工事に入っており、愛知県勤労会館と名古屋厚生年金会館が閉鎖され、さらに名古屋市民会館も新築移転の構想があるため、名古屋市内に会場がない状態です。センチュリーホールぐらいしか使えないとも言われています。

奈々さんなら「ナゴヤドームセンチュリーホールでやればいい」となるのですが、みのりんだとそうもいかないので、名古屋市外で探して…というのが実態でしょうか。

読み勝ち

7曲目と、アンコールの2曲目は日替わり枠ですが、7曲目は「優しい忘却」と「PRECIOUS ONE」が交互になっています。大阪の初日は「PRECIOUS ONE」、2日目は「優しい忘却」でした。八王子では「優しい忘却」だったので、交互になっているということがわかりました。ということで、尾張一宮では「PRECIOUS ONE」だろう、と読んでいました。

そうしたら、本当に「PRECIOUS ONE」でした。このためだけに尾張一宮まで足を伸ばした甲斐がありました。

そわそわしてたらキマシタワー

アンコールの2曲目は、各公演で全部違います。今回は「Final Moratorium」でした。
生で聴けたのは、Innocent Age(横浜)と、Take the offensive(大阪2日目)以来です。

また飛ばしちゃった

先日、大阪で「金魚」の歌詞を飛ばしてしまいましたが、今度は「みちしるべ」の歌いだしをとちって、「あなたの声が…」のところを「一羽の鳥が…」としてしまいました。

みのりんから電話が!

今回のグッズに「37カード」というものがあります。これは、書いてある電話番号にかけるとメッセージが聴けるというもので、このツアーで初めて売り出されました。

大阪で2種類とも買ったのですが、「尾張一宮も行くかも?」ということでまだ聞いていませんでした。

みのりんが自分の携帯電話にかけてくるという感じでした。もう幸せです。

一宮ときたら…

ケニーの話のネタとして、「今回は尾張一宮だが、神戸には三宮、そして神奈川県には二宮がある」という話をしていました。
そこで、「そういえば、今回は一宮だけど、7年前に三宮でライブやったな」と思い出しました。

そして、東海道本線には一宮駅尾張一宮駅)・二宮駅三ノ宮駅が全部そろっています。うまい具合に、JR本州3社で1つずつ分けられています(尾張一宮JR東海 二宮…JR東日本 三ノ宮…JR西日本)。

「四宮」は京都市山科区大阪府門真市にあります。それ以降のはわかりません。唯一、七宮は神戸市兵庫区の東の端にあるのをつかんでいます。

ちなみに、愛知県内には尾張一宮(中島郡一宮町一宮市)のほかに三河一宮宝飯郡一宮村一宮町豊川市)があり、「間違えて三河一宮に行ってしまった人がいたのではないか」と思いました。

さらに、JR東海だけで「一宮(一ノ宮)」駅が3つもあります。

Minori Chihara Live Tour 2019 -SPIRAL- 大阪2Days

みのりんの美しさは、半端じゃない。

6年と8か月ぶりに、「ジャパン・オオサカ・バンバチョウ・キンジョ」のNHK大阪ホールへ、みのりんが帰ってきました。

セットリスト

1日目(1/26) 2日目(1/27)
1
2 ENERGY MAKER
3 夢幻SPIRAL
4 赤い棘のギルティ
5 Little Wing
6 境界の彼方
7 PRECIOUS ONE 優しい忘却
8 みちしるべ
9 奇跡
10 金魚
11 アイアイ愛してるよ♡
12 SELF PRODUCER
13 Remained dream
14 勇気の鼓動
15 Hopeful "SOUL"
16 CRADLE OVER
17 声もなく始まる世界
18 Paradise Lost
19 言の葉
E1 シャラララ
E2 輪舞-Revolution- 詩人の旅
E3 Freedom Dreamer

雨どころか雪

どういうわけか、この時期にみのりんが大阪に来ると、雨どころか雪が降ってきます。ANIMAX MUSIX 2017でもそうでした。

ただ、そのおかげで、後述するあの曲が映えました。

どうして大先生がいなかったのか

このツアーでは、いつも必ずみのりんのライブに出てきている大先生が、先週の八王子公演のみ欠席しており、今回の大阪公演が初登場でした。

すでに勘のいい人はお気づきだと思いますが、みのりんが八王子でライブをやっているときに、奈々さんはさいたまスーパーアリーナでフルオーケストラコンサートをやっていました。
いつも、奈々さんのフルオーケストラコンサートには大先生…ではなくムッシュコンサートマスターとして参加していますが、今回も奈々さんとこに行ったため、みのりんのは欠席、ということになりました。

大先生によると「1年前からスケジュールを押さえられており、みのりんとこは欠席せざるを得なかった」のことです。しかし、代役は立てず大先生のポジションは八王子のみ空席としていました。

ちなみに、奈々さんとこでの大先生はおとなしめとのことです。
そういえば、東京ドームでは奈々さんに「とあるところでは大先生と呼ばれている」と、河口湖でみのりんETERNAL BLAZEを歌ったときは「ここにムッシュもいる」といじられていたような。

何が何でも聞きたかった歌

みのりんの曲で好きなのは多数ありますが、なかなか聴けない曲がありました。
「PRECIOUS ONE」です。冬にぴったりのラブソングなのですが、冬場にライブに行くことがほとんどないせいか生で聴く機会が全くありませんでした。

7・8曲目は、大先生が「座って聴こう」と提案したので、座って聴くようになっていましたが、PRECIOUS ONEはまさに、何もなしで座って聴くのがふさわしい曲です。
2015年のFCイベントや、Songful Daysでアレンジされたものは聞けましたが、オリジナル版を生で聴くのは初めてでした。なんというか、12年ファンを続けてきたのが報われたような感じがします。

このほか、Paradise LostのB面に入っている「勇気の鼓動」や、CRADLE OVERなど、今まで生で聴きたかったのになかなか聴けなかった曲が聴けました。

通路側はいいことがある

1日目の座席は通路側でしたが、アンコールの「シャラララ」で、みのりんが客席にやってきて歌うという演出がありました。河口湖では何度かありましたが、関西では初めてです。
当然、みのりんがすぐそばにやってきました。

初日だけでこんなに!

初日からいろんなことがありました。

  • 「PRECIOUS ONE」が聴けた
  • 「勇気の鼓動」が聴けた
  • 「CRADLE OVER」が聴けた
  • みのりんがすぐそばにやってきた

そして極めつけは、「みのりんガチャ」でサイン入りパンフレットが当たったことです。

歴史は繰り返す

2日目の「金魚」ですが、みのりんが歌詞を飛ばしてしまい、観客が代わりに歌うというハプニングがありました。
その際、観客が代わりに歌っていました。しかも1番サビの手前まで気が付きませんでした。結局、イントロからやり直しました。

「はて、どこかで見たことがあるような…」と思いましたが、前回のNHK大阪ホールでも「Celestial Diva」の歌詞を飛ばしてしまうというハプニングがあり、それ以来です。

ライブの新戦力

ライブに欠かせないペンライトですが、電池を多数必要とします。ボタン電池の場合は切れたら交換するしかないのですが、一般的な単4の電池を使う機種の場合、このようなものがあります。

以前は乾電池を使っていたのですが、交換するたびに大量に買い込むために費用が掛かり、また処分にも困るので、いっそのこと全部ニッケル水素電池に変えて、公演前にフル充電して使うようにしよう、と考えました。

SSDって何なのだよ

近年、SSDがパソコンの新しい記憶装置として脚光を浴びています。私も、ほんの数日前に既存のパソコンに仕込むという形で導入しました。

SSDとは?

Solid State Driveを略して「SSD」と呼ばれます。Solid Stateの名の通り、半導体メモリ(フラッシュメモリ)を用いています。

これだけ書くとUSBメモリSDメモリーカードのようですが、実際フラッシュメモリを用いているのは共通しています。ただ、もともとはハードディスクの代わりになるものとして開発されているため、耐久性やアクセス速度が格段に高められています。

ただし、USBでつないで使う外付けのハードディスクがあるように、外付けのSSDというものもあり、「これはでかいUSBメモリやろ?」と思いました。

SSDの形

もともと、HDDの代わりとして登場したという経緯もあり、初期のSSDは2.5インチのHDDと寸法が全く同じでした。シリアルATAでつないで使用します。HDDから乗り換える場合は、再インストールする手間を省くためそっくりそのままクローンをこしらえて付け替えるということをやるのですが、シリアルATAとUSBのアダプターを付けてパソコンにつないで作業します。
3.5インチのSSDも以前はあったらしいのですが、あまりにも値段が高すぎる上に、シリアルATAの転送速度が頭打ちになってしまったため、今は出ていません。よって、一般的なデスクトップパソコンにSSDをつける場合、後で説明するマザーボードに直接つけるタイプにするか、2.5インチのSSDを3.5インチ用のアダプタに入れて使います。
ノートパソコンのHDDはほとんど2.5インチのため、そのまま置き換えることができます。

のちに、SSDを最初から付けたパソコンを出すことに伴って、今度はマザーボードに直接実装できる規格のものが登場しました。
最初に出てきたのは「mSATA(miniシリアルATA)」で、シリアルATAの派生規格です。したがって、転送速度は通常のシリアルATAと同じです。今回取り付けたのはこのタイプです。
mini PCI Expressとコネクタの形状、ピンの数も同じですが、互換性はありません。ただし、マザーボードによってはBIOSの設定画面で切り替えて使えるようになっており、今使っているパソコンでも基板に「mSATA/3.5G*1」と書いています。

2.5インチのSSDと比較すると大幅に小型化されており、縦50.8mm、横29.85mmというサイズです。電車の近距離切符(いわゆる“エドモンソン式乗車券”)に近いサイズです。

しかし、mSATAも元がシリアルATAなので、SSDのアクセス速度に転送速度が追いつかないという事態になってしまいました。
そこで、シリアルATAベースではなく、PCI Expressでそのままつながる新規格が提唱されました。これが「M.2(エム・ドット・ツー)」です。端子は一新されているため、mSATAなどとは互換性がありません。

M.2のSSDには寸法が数種類あります。

12・16・22・30mm
長さ 16・26・30・38・42・60・80・110mm

幅と長さを組み合わせた数字でタイプが表されます。たとえば「タイプ2280」であれば幅22mm、長さ80mmのものです。

転送速度は非常に速く、最速で32Gbit/s(シリアルATAは最速6Gbit/s)出ます。性能は非常に良いのですが、その一方で消費電力が大きく、発熱も多いという欠点があります。

代表的な2.5インチのSSD

1.8インチもある

以前はもっと小さい、1.8インチのSSDもありましたが、1.8インチのHDD自体がマイナーなもの*2だったため、3.5インチのSSDと同じく消えました。

ちなみに、1.8インチのHDDのコネクタは2種類あり、いわゆる「東芝型」と「日立型」がありますが、SSDにも同様に東芝型と日立型があります。

こちらは東芝製なので、当然「東芝型」です。

代表的なmSATAのSSD

Transcend SSD 128GB mSATA3 6Gb/s 3年保証 TS128GMSA370

Transcend SSD 128GB mSATA3 6Gb/s 3年保証 TS128GMSA370

代表的なM.2のSSD

こんな形のもある

デスクトップパソコン向けに、グラフィックボードやサウンドカードのような形のSSDもあります。

HDDと比較して

SSDの一番の特徴は、可動部がないことです。可動部がない分衝撃や振動に強く、さらにモーターもないため消費電力は小さくなっています。大電力を消費するのはアクセスするときぐらいです。

その一方で、フラッシュメモリの特性上あまり書き換え耐性がないことや、寿命がHDDより短いことが挙げられます。ただし、これらの欠点も一般家庭で使う分には気にならない程度になってきています。
HDDでよくやるデフラグもできません。Windows Vistaまでは、SSDがない時代のOSだったためにHDDと同じような扱いをするため、あっという間に寿命が来てしまいます。なので、SSDWindows 7以降のものでしか使用できないと思ったほうが良いでしょう。

いいとこどりを狙って

SSDが非常に高かった時代、SSDとHDDの両方のメリットを持たせることを狙って「SSHDSolid State Hybrid Drive)」や「ハイブリッドHDD」というものがありました。
これは、簡単に言うとHDDの中にSSDを入れたもので、HDDの大容量と、SSDの高速アクセスという利点を両方受取ろうというものです。

たとえば、OSはSSDに入れて文書・写真・音楽などのデータはHDDに入れる、使う頻度の高いデータをSSDに入れて素早く出せるようにする、という使い方が考えられます。

しかし、SSDが安くなってきたことと、HDDより高いということもあり、あまり普及しませんでした。

*1:mini PCI Expressに対応した3.5Gの通信モジュールをつけて使うことを想定している。バッテリーを外すとSIMカードスロットがある

*2:とはいっても、iPodウォークマンのHDDは1.8インチだった。このほか、小型のノートパソコンに使用されていることがある

起動が速くて、デスクもすっきり

今使っているノートパソコンは2015年に購入しました。オリジナルのスペックは以下の通りです。

CPU Intel Core i7 4710MQ(2.5GHz・4コア)
OS Windows 7 Professional(Service Pack 1)
HDD 1TB(2.5インチ・厚さ9.5mm・SATA
メモリ 8GB(DDR3L-1600 S.O.DIMM)
無線LAN IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯のみ)

これまでに、いろいろな改造を施してきました。

外付けHDDの交換

外付けHDDは、パソコンを買い替える前から使い続けてきたものを流用しましたが、長く使い続けていくうちにアクセスが遅くなってきました。

このまま使い続けるとHDDが痛んでしまい、データを出せなくなる恐れがあったため、買い替えることにしました。
このパソコンには、USB3.0のポートが付いているため、以前のUSB2.0までしか対応していなかったHDDより高速アクセスができるUSB3.0対応モデルを購入しました。
また、容量も2倍になって余裕ができました。

ただ、前のHDDがボロボロになっていたせいで、移し替えに時間がかかりました。

無線LANカードの交換

自宅のインターネット回線をADSLから光回線に変えるのにあたって、無線LANボトルネックになることが予想されたため、無線LANルーターを買い替えました。

しかし、オリジナルのままでは周波数帯が2.4GHzにしか対応しておらず、どう頑張っても300Mbpsまでしか出ないために意味がないということになりました。USBにつなぐ子機を使うという手もありますが、ノートパソコンなのであまりUSBポートの無駄遣いはできません*1

そこで、Amazonを探ってみると、無線LANカードがバルク品として売られていました。買ってきて付け替えられることが判明したため、付け替えて高速化しました。5GHz帯(IEEE802.11ac)に対応しており、最大で866Mbps出ます。

これは、無線LANのみならずBluetoothも対応しています。予定外のBluetooth対応でしたが、使わない手はないということで、こんなものも導入しました。

メモリの増設

8GBでも十分動くのですが、余裕を持たせるという意味もあり8GBのものをもう1枚買ってきてつけました。

まだ問題が残ってる

これまでに上記のような改造工事を行いましたが、最後までこのような問題が残っていました。

  • HDDから起動しているため、安定するまでに3分かかる
  • 外付けHDDが倒れやすい(最初は寝かせて置くことで解決しようとした)
    • 外付けHDDが3.5インチのため、倒れるからといって寝かせて*2置くと場所を取る

この改造工事にあたって、何度もパソコンの底のカバーを開けて見ていたので以前からわかっていたのですが、空いているスロットが1つありました。これは何かと調べてみると、mSATA(mini serial ATA)のスロットで、ここにSSD(Solid State Drive)が入るということもわかりました。

SSDを導入すると、一気に問題が解決します。ただし、SSDの特性上あまり頻繁な書き込みには向いていないため、システムのみSSDに入れることにしました。

どのようにするのかというと、下のような感じです。

  • SSDを装着し、システムをHDDから移行する(→システムをSSDに移行させて、HDDの場所を空ける)
  • 空いた場所に大容量のHDDを装着し、外付けHDDを置き換える

いわゆる「デュアルストレージ」にしようということです。ノートパソコンはHDDが1台しか入らないのが普通*3ですが、SSDマザーボードにつけられるとなると、SSDとHDDを1個ずつ使ってデュアルストレージを簡単に実現できます。

なので、巷でよく言われる「SSDに替えると速くなる」ということで乗り換えを決断したわけではありません。本質は「デュアルストレージにする」ということで、SSDを使うのはそのプランを実現させるための手段でしかありませんでした。結果的に処理が速くなったというだけのことです。

SSDを導入

Transcend SSD 256GB mSATA3 6Gb/s 3年保証 TS256GMSA370

Transcend SSD 256GB mSATA3 6Gb/s 3年保証 TS256GMSA370

今はM.2規格のSSDが主流になっていますが、取り付けられるのはmSATAのSSDか、2.5インチHDDと同じサイズのSATAで接続するものです。しかし、2.5インチのSSDを入れると当初の目的*4から逸脱するため、mSATAのSSDしか選択肢がありません。
端子の形状が違う*5のもさることながら、M.2のSSDはカードのサイズが大きいものがあり、取り付けられません。1世代前の規格なので売っていないだろうと思ったら、「丸い緑の山手線」でおなじみのカメラ屋さんの通販で売っていて、ポイント増量セールをやっていたのですぐに注文しました。

マザーボードに取り付けて、BIOSで認識していることを確認したうえでフォーマットし、メーカーから配布されているユーティリティソフト(Transcendでは「SSD Scope」)を使って起動用のHDDの中身をそっくりそのままコピーすると使えます。環境にもよりますが、2時間程度あれば移行できます。

すると、もともと入っていたHDDを外せます。HDDのスペースが空くため、今度は外付けで場所を取っていたデータ保存用のHDDを内蔵させます。

こちらも、外付けHDDからそっくりそのまま中身をコピーして使いました。これで、ディスク類を完全に内蔵させることができ、通常時はUSBポートを全く使わないようになりました。
ちなみに、厚さ9.5mmの2.5インチHDDで2TBのものとなるとこれぐらいしか選択肢がありません。近年の2.5インチHDDは、ノートパソコン用は厚さ7mm*6のものが主流となっており、スペーサを貼り付ける必要があります。スペーサの購入費用を節約するため、9.5mmのものを探していました。

外付けのHDDはどうするつもりかというと、BDデッキにつないで録画用にしようかと考えています。

  Before After
CPU Intel Core i7 4710MQ (現状維持)
OS Windows 7 Professional
Service Pack 1)
(現状維持)
起動ディスク 1TB HDD 256GB SSD
データ保存ディスク 2TB HDD(外付け) 2TB HDD(内蔵)
メモリ 8GB 16GB
無線LAN IEEE802.11b/g/n
(2.4GHz帯のみ)
IEEE802.11a/b/g/n/ac
(5GHz帯にも対応)
Bluetooth (非対応) Ver. 4.0

買った時からそのまま残っているのはOS・CPU・8GBのメモリ1枚だけで、残りはすべて手を加えたため、オリジナルとはかなり変わってしまっています。

特に、SSDに交換したことにより起動が著しく速くなりました。以前はログイン後の処理も含めると3分以上かかっていたのが、1分以内で使えるようになりました。起動速度は実に4倍です。

*1:デスクトップ機だったら、拡張カードを買ってきてUSBポートを増やせる

*2:近年の外付けHDDは、PCの周辺機器だけではなくAV機器としての側面もあり、テレビ台に寝かせて置くことも想定して縦横どちらでも置けるようになっている

*3:一部の大型機で、HDDが2台入るものはある

*4:データ保存用のHDDもパソコンに内蔵させて省スペース化する

*5:端子部の切欠きが、M.2は2つあるのに対して、mSATAは1つだけ

*6:他に、サーバー用に15mm厚のものがある

果たして値下げは実現するか

 神戸市北区の谷上と都心の新神戸を結ぶ北神急行電鉄(同市北区)の市営化に向け、神戸市が親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)傘下の阪急電鉄と事業譲渡の協議を近く始めることが26日、関係者への取材で分かった。相互乗り入れする市営地下鉄西神・山手線の一部とすることで運賃を大幅に下げ、谷上でつながる神戸電鉄沿線も含めた郊外の開発を加速させる狙いがあるとみられる。

 北神急行は路線のほぼ全てを六甲山を貫くトンネルが占め、新神戸-谷上間(約7・5キロ)を8分で結ぶ。北摂・北神エリアからの通勤、通学者らにとって利便性が高い半面、700億円を超える膨大な建設費の影響で初乗り運賃が360円と高く、利用が伸び悩む要因になっている。

 乗客の負担軽減を図るため、県と神戸市は1999年度から全国初の民間鉄道への支援策として補助金を投入。本来430円となる初乗り運賃を80円値下げして350円(消費税増税で現在は360円)にしている。補助金は99~2008年度が年2億7千万円ずつ、09年度以降は1億3500万円ずつを県、市で捻出している。

 しかし、開通当初に需要を見込んだ神戸市北部から三田方面にかけたニュータウンの開発は減速し、JR宝塚線の利便性向上などもあって乗客は低迷。市営化で運賃の引き下げや事業の効率化を図り、郊外の人口増につなげたい考えだ。

 市営化が実現した場合、地下鉄西神・山手線の一部として運行される可能性が高い。同市交通局の料金体系に当てはめると、新神戸-谷上間は270円になる。運賃の大幅な値下げや宅地開発などで周辺人口が増えれば、阪急側にとっても主要駅である神戸三宮(同市中央区)の乗降客の増大などのメリットがある。

 今後、事業譲渡する範囲や金額などについて協議し、1~2年以内の実現を目指すとみられる。

 神戸市と阪急電鉄を巡っては、同市営地下鉄西神・山手線阪急神戸線の相互直通(相直)構想について、17年度から本格協議を進めている。(石沢菜々子

北神急行電鉄】 阪急電鉄神戸電鉄が株主となり、1988年4月に開業。新神戸-谷上間(約7・5キロ)で、起点と終点の2駅のみ。2002年にトンネルや軌道を神戸高速鉄道に譲渡。07年に阪急電鉄の親会社である阪急阪神ホールディングス連結子会社になった。乗客数はここ数年横ばいで、17年度は908万人。17年度決算では売上高22億円、経常利益2億円。負債総額は413億円となっている。

 都心部へのアクセスのよさを生かし、人口減少に歯止めをかけることができるのか。北神急行(神戸市北区)の事業譲渡に向け、阪急電鉄との協議に乗り出す神戸市。民間鉄道の市営化という全国的にも異例の対応を目指す背景には、他路線に比べて高額な運賃が郊外の開発のネックになっている現状がある。

 北神急行の利用者負担は、全国で最も高いとされる初乗り運賃(360円)にとどまらない。例えば、神戸電鉄箕谷駅から谷上駅で北神急行に乗り換え、三宮に向かう場合、乗車時間は10分程度だが、神鉄北神急行、相互乗り入れする市営地下鉄それぞれの初乗り運賃がかかるため計710円になる。JRなら三ノ宮から加古川市大阪府茨木市までの運賃に匹敵する。

 同市の今年1月時点の推計人口を区別で見ると、北区は2017年の1年間で1921人減り、ここ数年千人以上の減少が続く。一方、都心部中央区では千人以上の増加が目立つ。高額な鉄道運賃もあり、中央区まで電車で10分程度という好立地を生かせていない。運賃問題は長年の懸案となっており、市営化によって抜本的な解決を目指すとみられる。

 同市の久元喜造市長は「(北区など)人口減少が目立つエリアに政策的に対策を行う必要がある」として誘導策を強化。9月には、北区役所と商業・業務施設が入る再開発ビルが神鉄鈴蘭台駅前にオープンしたほか、同区内にある全国最大規模の市営住宅「市営桜の宮住宅」(60棟、2299戸)の建て替え工事が進む。同区北部の北神支所を区役所に格上げすることも決まるなど人口誘導に向けた対策が本格化している。

 ただ、市営化の実現に向けて課題もある。北神急行は神戸市の外郭団体である神戸高速鉄道に軌道やトンネルを譲渡して経営を維持してきた。同市と阪急電鉄との協議では事業譲渡の範囲や金額などについて交渉するとみられるが、市営化に向けた市民の理解を得ることも必要になる。(石沢菜々子

(『神戸新聞』2018年12月27日)

果たして、これが有効な手段かどうかはわかりませんが、北神急行の高すぎる運賃問題の解決策として「市営化」は一つの答えではないかと思います。

もともと、神戸市営地下鉄新神戸*1から先の計画は青谷や王子動物園へ向かって(市バスの2系統に沿って)延伸するというのがあり、新神戸駅は新幹線と平行に設置される予定でした。
その一方で、北区(主に箕谷・谷上)から神戸の都心(≒三宮)へ出るには、鈴蘭台湊川・新開地を経由する必要があり、遠回りを強いられていました。そこで、谷上から六甲山を貫いて新神戸までまっすぐ抜けるルートが計画されました。これが北神急行の原型で、地下鉄に乗り入れることになり、新神戸駅も当初の位置から変更され、新幹線の下をくぐるようになりました。

意外なようですが、この計画に神戸市は全くかかわっていません。阪急と鉄建公団が建設費を折半しており、現在の北神急行第三セクターではなく純民間会社です。当初、神戸電鉄の新線として建設することも考えられていたようですが、六甲山に7km以上の長大トンネルを掘ることから、神鉄単独ではとても建設費を賄うことができないと判断されたのか、阪急などの出資を仰いだうえで北神急行電鉄という新会社を設立して建設に当たりました。
また、建設にあたっては公団の「P線」方式がとられ、日本政府からも建設費が賄われており、25年かけて建設費を償還することになっています。

六甲山に7km以上のトンネルを掘ったことから、莫大な建設費がかかり、そのせいで7.5kmしかないのに運賃は430円という非常に高い設定となっています。また、沿線の住宅開発が遅れたことや、JR西日本福知山線の輸送力増強に力を入れたことから、思い通りに乗客が増えず、償却費用ばかりが増えて債務超過に陥ってしまいました。

そのため、1999年には兵庫県・神戸市が補助金を出したうえで運賃を350円に値下げしましたが、それでも焼け石に水で、2002年にはインフラ一切を神戸高速鉄道に譲渡したうえで、運行のみ行う「上下分離方式」を導入しました。
それでも根本的な解決にはなっていないようで、ついには神戸市から阪急に対して事業譲渡の申し入れがあり、神戸市営地下鉄の一路線にして運賃を大幅値下げすることが期待されています。

さて、このタイミングでなぜ北神急行電鉄を市営化するのか、ということですが、これは神戸高速鉄道北神急行のインフラを買い取ってから保有するのが、20年間の時限措置というのが関係しているのではないかと思います。2002年4月1日付で神戸高速鉄道が買い取っており、2022年3月31日まで保有するということになります。これ以降は、阪急が債務もろとも引き受けることになるのですが、これを嫌がって神戸市に引き取ってもらおうという魂胆が見え隠れします。これだけで阪急にはかなり大きなメリットがあります。

それでも、運賃が大幅値下げとなるとインパクトは大きいものです。北神急行自体の運賃が高い*2のもさることながら、新神戸以西まで乗る場合は新神戸でいったん区切って、それぞれで運賃を計算して合算するためなおさら高く見えてしまうのも問題です。乗り継ぎ割引が30円あるとはいえ、かなり高くなっています。
運賃体系がどうなるかはわかりませんが*3、仮に地下鉄の運賃体系にそのまま組み込んだ場合、以下のようになります。

谷上から Before After
新神戸 360円 270円
三宮 540円 270円
湊川公園 560円 310円
新長田 600円 340円
板宿 600円 370円
名谷 670円 400円
園都 700円 430円
西神中央 730円 460円

谷上から三宮まで10分、10km足らずですが、運賃は540円かかります。これが、現行の運賃体系では半額になるため、インパクトは相当なものです。

同じような事例が大阪でもあり、かつてあった「大阪港トランスポートシステムOTS)」の「南港・港区連絡線*4」が、既存の地下鉄線・ニュートラムとは別会社*5のために運賃が別建てになり、地下鉄は大阪港、ニュートラムは中ふ頭でいったん区切って運賃を計算しなければならないことから運賃が非常に高くなって乗客数が低迷し、最終的にどちらも市営化して運賃を通しで計算できるようにして値下げを果たした*6、というケースがありました。
しかし、OTS大阪市第三セクターなので市営化はスムーズに進みましたが、北神急行は純民間資本の会社です。「純民間会社に税金を大量につぎ込んで市営化するのはいかがなものか」という議論も出てくると思います。

また、ただでさえ乗客の減少に悩まされている神戸電鉄が、北神急行の市営化による値下げでさらに乗客が減ってしまうということも考えられます。

このように、市営化していいことばかりかというとそうでもなく、考えれば考えるほど問題点が見つかります。しかし、1つだけは確実です。それは、「NEW Uラインカード」が谷上まで使えるようになるということです。

*1:開業前の仮称は「布引」だった

*2:といっても、1km当たりの単価は近鉄の初乗り運賃と大差ない

*3:事業譲受を機に全線で運賃を値上げするか、地下鉄の運賃はそのままでも北神線を利用する場合は加算運賃を課されることも考えられる

*4:現在は、大阪港~コスモスクエアが中央線の一部、コスモスクエア~中ふ頭がニュートラム南港ポートタウン線の一部

*5:何もなかったところに線路を引いたため、公共輸送ではなく利益誘導とみなされて補助金が出ず、市営では建設できなかった

*6:さらに、大阪メトロでは市営時代から地下鉄とニュートラムの運賃体系が統一されており、コスモスクエアで地下鉄とニュートラムを乗り継いでも通し運賃で乗れるようになったほか、大阪港と中ふ頭をまたぐと下車駅で自動改札機がエラーを起こすということもなくなった