で、そのJR東海が在来線に手をつけたというのは、この秋をめどに在来線用ICカード乗車券「TOICA」を導入する事です。(JR東海の公式発表)
ネーミングは「TOKAI IC Card」の略です。なんと安直な…。でも、なんの略か分かりづらい「Suica(Super Urban Inteligent Card)」よりかはましかも…。
システムとしてはSuicaやICOCAと同じようなものですが、「無人駅で使えない」という大きな欠点があります。
とりあえずは名古屋都市圏に導入するとのことですが、関ヶ原〜米原間がはずされているということは、米原駅での扱いが面倒だからでしょうか。まだSuicaやICOCAとの相互利用の取扱いについても発表されてませんし。それよりも、名古屋圏の私鉄・地下鉄では磁気カードの相互利用ネットワークとして「トランパス」というのがあるのですが、JR東海が磁気カードをすっ飛ばしていきなりICカードときたもんですから、どうなるのでしょうか。まさか名古屋圏の私鉄各社もICカードを導入するとか…。