京セラの「SA」

昨日より一部地域で「W61SA」の販売が開始されました。「SA」が付いているので三洋電機*1か、というのはすぐわかるでしょうが、皆様ご存じのとおり、三洋電機は4月1日付で携帯電話事業部を京セラに「身売り」しました。なお、三洋電機コンシューマエレクトロニクス(旧・鳥取三洋電機)では6月までは生産を続けるが、京セラには受け継がれないとのことです。したがって、「W62SA」が三洋電機コンシューマエレクトロニクス最後のケータイということになります。

で、この「W61SA」以降の大阪三洋電機*2で製造予定だったケータイは、京セラが生産を担当することになり、大阪三洋電機の携帯電話開発・製造拠点だった大東工場も京セラに移管されています。なお、「SANYO」ブランドはしばらくの間残るということですが、そのうちに「KYOCERA」に一本化されるとか。

W61SAはau初のフルスライド端末。ソフトバンクでいうところの「FULLFACE」。閉じた状態でも、ノートパソコンばりにタッチパッドで操作できるという代物。ただし、「EZ FeliCa」がないのが痛い。大阪三洋電機の大好きなFMトランスミッターを装備していて、カーラジオでそのまま音楽を楽しめるそうな。ちなみに画面は今話題の「有機EL*3

余談ですがわたしは2台続けて「SA」だったので、うんざりして「SH」に変えました。「SH」なら何台続いてもOKですww

*1:もしくは三洋電機コンシューマエレクトロニクス(旧・鳥取三洋電機)。INFOBARA5307ST)までは大阪三洋電機が「SA」、鳥取三洋電機が「ST」として区別されていた

*2:鳥取三洋電機と区別するため便宜上こう呼ぶ

*3:サブディスプレイに使っているやつはかなり前からあったが、メインディスプレイに使われだしたのはごく最近。auでは「MEDIA SKIN(W52K)」から