4人に一人は買っている、シャープのケータイ

2007年度の携帯電話出荷台数とメーカー別シェアが出ました。2007年度には5076万台が出荷され、シェアが高い順にシャープ、パナソニック富士通東芝NECソニー・エリクソン、その他。

2007年もシャープがトップ。しかも2005年からV3。台数は過去最高の1276万台、シェアはなんと25%! 2007年度に新しいケータイを買った人のうち4人に一人はシャープ、という計算になります。ちなみに、上記トップ6に入らなかったメーカーをすべて合わせてもシェアは23.2%。つまり「下位のメーカーが束になってもシャープにはかなわない」ということであります。

シャープには「AQUOSケータイ (=ω=.)」をはじめ「FULLFACE」「インターネットマシン」「THE PREMIUM」といったブランド力の強い端末がそろっており、なおかつ品揃えのバランスも良いのであります。このため幅広い支持を得られたとか。AQUOSケータイに至っては、他社もそれにあやかって薄型テレビのブランドを冠したケータイ*1を出すほどの人気ぶり。

逆に調子が悪いのは東芝NEC、カシオ、日立(三菱と三洋は「調子が悪い」どころではない)。特にau専門メーカー(カシオ・日立など)は調子が悪く、auではシャープとパナソニックに客を取られている格好となっています(かくいうわたしも「シャープに乗り換えた」その一人だが)。でも「Woooケータイ W53H」は「AQUOSケータイ W61SH」を抑えて*2売上No.1のケータイらしいけど…。

ただし、京セラは「W53K」に代表される薄型ケータイや「簡単ケータイ*3で健闘しているようですが。そういえば、富士通にも「らくらくホン*4がある…。

余談ですが、シャープはFAXのシェアもNo.1だそうな。あと、AQUOSケータイを買う際は、単に「AQUOS」といっても通じる*5ようです。

*1:VIERAケータイ(パナソニック)」「REGZAケータイ(東芝)」「Woooケータイ(日立)」「BRAVIAケータイ(ソニー・エリクソン)」

*2:といっても、2008年4月現在、AQUOSケータイで一番売れているのはW61SHだが…

*3:京セラだけではなく、東芝やパンテックのもある。意外なようだが「簡単ケータイ」1号機はWIN(W32K)だったが、WIN端末として見るとものすごく出来が悪かったためさっぱり売れなかった

*4:一部はパナソニックや三菱

*5:ただし、電器屋で単に「AQUOS」というと液晶テレビやDVD・BDレコーダーと混同されるため、ケータイ専門店に限る