種別が多すぎる! 京阪の新ダイヤ

京阪中之島線の開業を50日後に控え、新ダイヤが先日発表されました。種別が多すぎます。

快速特急

2003年9月改正にて特急の停車駅が増えた際、それ以前の停車駅(北浜・天満橋・京橋・中書島丹波橋・七条・祇園四条・三条)で運行する特急を平日の朝夕だけ「K特急」として残すことになりましたが、これを夕方の出町柳行きのみの運行として「快速特急」に改称、朝の大阪(淀屋橋)行きは普通の「特急」として運行することになります。

特急

運行時間帯が拡大され、終日運行されますが、昼間は1時間あたり出町柳行きを4本、枚方市折り返しを2本運行します。この改正では昼間の出町柳行き特急は再び8000系に統一され、枚方市折り返しは一般車で運行されます。また、夕方・夜間には樟葉・三条折り返しの特急も運行されます。

快速急行・通勤快急

京阪初の「快速急行」は中之島線の最優等種別で、2代目3000系は快速急行の運用に供されます。停車駅は中之島線内の各駅・京橋・守口市寝屋川市・香里園・枚方市・樟葉・中書島丹波橋・七条・祇園四条・三条。

さらに平日朝の中之島行きのみ、守口市通過の「通勤快急」も運行されますが、昼間の快速急行より時間がかかるってのは、阪神本線の「区間特急」と同じであります。

急行・深夜急行

急行はさらに運行時間帯が縮小され、平日・休日ともに早朝・深夜のみ運行。さらに淀屋橋0:20発の樟葉行き急行(守口市枚方公園通過)は「深夜急行」として運行されます。

準急・通勤準急

「通勤」なんて付けるのは関西では阪急だけなのですが、京阪も…。

「準急」は特に変化はないのですが、ラッシュ時のみ中之島行きも運行されます。さらに、朝の淀屋橋中之島行き準急は守口市を通過しますが、これは「通勤準急」として分離されます。

区間急行

中之島線のもう一つのメイン種別。これは天満橋折り返しが中之島まで延長されるぐらいで特に変化はありません。なお、以前は「区急」と省略していましたが、新タイプの行き先表示は省略していません。

普通

昼間は淀屋橋発着のみ、ラッシュ時には中之島線にも乗り入れます。

交野線直通

朝の「おりひめ」はK特急(私市〜淀屋橋)、夕方の「ひこぼし」は準急(天満橋〜私市)として運行されていますが、新ダイヤでは「おりひめ」は通勤快急、「ひこぼし」は快速急行として運行され、中之島発着となります。

それ以前に、「中之島」と「中書島」は字面が似ていて紛らわしいため、2003年9月改正以前のように「大阪・中之島」「大阪・天満橋」などとして区別したほうがいいんじゃないかな?かな?