2008年の記録〜鉄道編

今年は、京阪中之島線関西鉄道界の一大トピックでした。新型車両3000系(2代目)に鉄道線全車両の塗装変更など、一大プロジェクトが動き始めました。今後4年計画で全車両の塗り替えが進みます。ともかく、2代目3000系は快適すぎます。走りは安定しており、シートは1時間乗っても疲れない。本当にこんな電車に「乗車券だけで」乗っていいのか、と思いたくもなります。次期特急車は、このコンセプトを踏まえた上で8000系と同じ2ドア車になるのでしょうか。しかし、京阪に「快速急行」なんて…まだ違和感抜けへんなぁ。

また、今日は「阪神なんば線」開業まであと80日であります。近鉄阪神ともに準備は着々と進んでおり、阪神1000系は現在6両編成が7本、2両編成が9本投入されており、最終的には6両編成10本、2両編成9本が開業までにそろえられます。

そして年末も近くなった時に舞い込んできたのが「683系4000番台」。今年の初めごろから「雷鳥」用の485系置き換えは具体化していましたが、2011年をめどに置き換えるということだったため、もうちょっと遅いのかと思っていました。しかしふたを開けてみれば、12月14日に近畿車輛から出てきて金沢まで運び込まれ、来年6月から運行を開始するとのこと。

また、今年は昭和を代表する名車が引退した年でもありました。0系と名鉄パノラマカー
0系といえば新幹線の代名詞的存在で、今でも新幹線といえばこの形が浮かんできます。末期には500系もどきの変な色に塗られたこともありましたが、やはりここは0系。純白*1+青に限る!
名鉄パノラマカーは、本来は運転席がある場所を展望席とし、運転席は2階に上げるという形をとった最初の車両であり、また「名鉄=赤」というイメージを作り上げた車両でもあります。小田急ロマンスカー*2パノラマカーのパクリちゃうか?」と思ったことがありますww
しかし、7000系の後継となる1000系「パノラマSuper」はどういうわけか展望席と運転席の位置関係が逆転しており、2000系「ミュースカイ」に至っては前が全く見えません。また、パノラマSuperの全車特別車編成は主要機器を2代目5000系に譲って廃車、とのことです。
パノラマカーはモ7027・モ7028・モ7092が中京競馬場で、モ7001・モ7002は舞木定期検査場で保存されています。

とある私鉄の快速急行


*1:本来は純白ではないが、当時とは塗料の質が違うため、どうしても純白に見えてしまう

*2:20000形「RSE」・30000形「EXE」・60000形「MSE」は除く