旧新橋停車場跡

ここは、日本の鉄道発祥の地、旧新橋停車場跡。ちなみに、もう片方(横浜駅)は現在の桜木町駅であります。

1914年までは、旧新橋駅が旅客・貨物ともに扱っていましたが、東京駅が開業すると貨物専用駅になり、「汐留」駅に改称され、「烏森」駅が現在の「新橋」駅になりました。その後も1986年まで貨物駅として機能していましたが、八潮の東京貨物ターミナルに機能を集約して廃止されました。

廃止後も鉄道発祥の地であることから国鉄分割民営化記念のイベントが行われましたが、国鉄清算事業団が借金返済のためにこの跡地を売却してその売却益を活用しようと考えていました。しかし、ここは都心の一等地であり、バブルの真っただ中。高すぎて誰も買ってくれないのでした。結局、バブル後に安値で買いたたかれてしまいましたが、1995年から再開発が進み現在では「汐留シオサイト」として一躍有名になりました。

ちなみに「汐留」という地名は現在では存在せず、現在の地名では東新橋1・2丁目あたりを指します。日テレの新社屋も「東新橋」にあります。

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