2代目“N'EX”現る!

昨日、東急車輛から2代目「成田エクスプレス(N'EX)」ことE259系が出てきました。色は253系そのままですが、形はE257系とE351系と789系*1を混ぜたような感じになっています。

253系は1990年に第1陣が登場し、翌年3月のダイヤ改正からN'EXとして運行を開始しました。当時は3両編成しかなく、東京〜成田空港間では最大でも6両編成でしたが、好評を博したため早速6両編成化用の増備車が投入され、6両編成12本、3両編成9本という体制で最大12両編成を組み、2002年にはさらに2編成が投入されました。

第1陣はもう投入されて20年近くになるのですが、2002年に増備されたNE201・NE202編成はまだ7年しかたっていません。全面置き換えにはまだ早いと思うかもしれませんが、品川〜錦糸町間の地下線では地下水が漏れているために車体がボロボロ*2で塗装がはげた車があるという上に、2010年に登場する次期“スカイライナー”対策(“京成成田新高速鉄道線”(印旛日本医大〜成田空港)経由に変更され、160km/hで突っ走って日暮里から36分という計画。さらに、現行“スカイライナー”のCMで散々バカにされたことがある)という意味合いも込めて全面置き換えに至ったのでしょう。

山手線の205系の時みたいに他路線に転用することはないかと考えてみましたが、どこにも似合う路線がありません。もっとも、長年地下を走り続けて車体がボロボロになっているのであれば転用のしようがないのですが。

今回は東急車輛から出てきましたが、JR東日本の近年の特急用車両は東急車輛のほかに日立製作所近畿車輛でも製造されています。ってことは、下松*3徳庵から鎌倉まで機関車に牽かれて延々と走るなんてこともあるのかな?かな?

*1:ただし、789系も新千歳空港に顔を出していたりする

*2:ただ、そうだとすると地下線を15年走り続けているE217系は…ステンレスだから大丈夫かな?かな?

*3:「しもまつ」(大阪府阪和線)ではなく「くだまつ」(山口県山陽本線)。両方ともJR西日本のエリアにある