0・1000・2000・3000

http://railf.jp/news/2009/05/20/185900.html

E231系に代わってJR東日本の標準型電車として投入が進められているE233系。そのうち、中央線向けの0番台は予定された688両がすべて出そろっています。京浜東北線向けの1000番台は現在57編成が投入されています。東海道線(湘南電車)向けの3000番台は、目的が目的だけ*1に15両編成1本しか投入されていません。

そして先日、常磐線各駅停車向けの2000番台が出場してきました。実は2007年春の時点で、2008年夏ごろから運行を開始する予定となっていたのですが、大幅に遅れてしまい、1年たった今月に入ってようやくメーカーから引き渡し、すぐ試運転ということになりました。

同じ千代田線直通用車両ということで、先に投入された小田急4000形(2代目)*2と構成が似ている、というかほぼ同じ車両*3になるでしょうか。

色は203系と同じで、ほかのE233系は灯火類を上にまとめているのに対して、2000番台に限り小田急4000形と同じく下に配置されます。

また、地下鉄直通用なので、E231系800番台と同じく車体幅は2800mmに抑えられます。

*1:E217系の主要機器を更新するため、不足する1編成を東海道線から横須賀線に戻した。その穴埋めとして1編成を投入しただけ

*2:余談だが、4000系(4000形)を持っている鉄道会社は「4」が忌み番とされるために少なく、小田急のほかには西武・名鉄だけ

*3:小田急4000形自体がE233系をベースに設計された