735系とは?

今月の『鉄道ダイヤ情報』に、下松(くだまつ)から五稜郭までの甲種輸送ダイヤが出ています。何が運ばれるのかというと…735系。いったい何なのかわかりません。十の位が「3」なので、通勤車両だということは見当がつきますが、どういうわけか「733系」を飛ばしていきなり735系になっています。

JR北海道では札沼線桑園北海道医療大学)の電化を控えているほか、札幌近郊区間の電化とともに投入された711系もまだ48両残っています*1。そのため、将来的には新型通勤車両が必要になります。

JR北海道といえば、この前の踏切事故でつぶれた789系はどうなるでしょうか。クハ789-2005は先頭がつぶれてしまっているので、川崎重工で車体を作り直さない限り復旧は不可能でしょう。残りの車両の破損状況によっては1編成丸ごと代替新造(修理扱い)*2になるかもしれません。

*1:試作車・0番台(小樽〜滝川間電化開業用)・50番台(旭川電化開業用)は全廃、今残っているのは千歳線室蘭本線電化用の100番台

*2:過去に、青梅線で踏切事故にあったE233系(青661編成)も、無傷だったクハE232-519を除き新津で代替新造して復活した。代替新造とはいえ修理扱いで廃車していないため、新津で作ったのにメーカーは川崎重工という扱いになっている