ミュースカイみたいになっちゃった

http://railf.jp/news/2010/02/21/152300.html

通常、223系のヘッドランプ・フォグランプ(1000番台以降)はシールドビームで、テールランプはLEDですが、クハ222-2081(W38編成)だけヘッドランプ・フォグランプがプロジェクター式HIDランプに変わっています。

今のところこの1両だけで、225系で採用するにあたっての試験なのか、将来的に全車HID化するのかはわかりません。

しかし、あのレイアウトだと「ミュースカイ名鉄2000系っぽく見えます。あれは片側3個ずつですが。ちなみにミュースカイも、ヘッドランプの下に細長いLEDテールランプを入れているという点では223系と似通っています。

シールドビーム式のランプが入っていたところにプロジェクター式HIDランプを入れているため、消すと電球が目立って見えます。E233系シリーズ21など、プロジェクター式HIDランプを使うことを前提にデザインされているのであればそれほど目立ちません。ただし例外として、近鉄22600系「Ace」は22000系のヘッドランプをHIDに変えただけのようなデザインにもかかわらずまったく違和感がありません。

E233系にしてもシリーズ21にしてもそうなのですが、ヘッドランプがプロジェクター式HIDランプの車はランプが小さいため、消しているとどこにヘッドランプがあるのかわからなくなることがあります。ただ、小さくても明るいのがHIDの利点で、近鉄の地下線で写真を撮ると片方だけ異様に明るく写ってしまいます。

東京メトロ08系は、HIDランプでありながらシールドビームになっています。