『デュラララ!!』#10

先週からの続きで、竜ヶ峰帝人*1と首に傷がある女の子が池袋でばったり会うというところから始まります。そこに突然黒バイク(セルティ)が現れた。しかも、セルティはその女の子を追いかけまわしているというもんだから、「セルティはその女の子の首を狙っている」ということなのです。確かに、首に傷があるということは首を付け替えたのではないか?という考え方もでき、「セルティの首に付け替えた」と考えることもできます。「のこぎりで首を切り落としてから無理やりつなぎ合わせたような…」というセリフがあります。

で、紀田正臣にその話をすると「道の角でぶつかった美女がバイクに乗った悪党に追われていてしかも記憶を失っており、おれが駆け付けた段階では疲れ果てて眠っている。そんないろいろな意味でドリーマーな話を信じろというのか」、それだけならまだしも「これで時間が朝の遅刻ギリギリタイムならベターだったんだがな。あと、その女が転校生ならマーベラス。そのうえどっかの王女で実はおまえの幼馴染ならパーフェクトだ」という、ベタなラブコメみたいな話に持っていこうとするのでした。そして、そのあくる日には周りに言いふらしたりするもんだから…。

それからは帝人とセルティの絡みで時間を半分ほど使っています。後で本当の理由が明かされたのですが、やはり前半で出ていた通り首を探していたのでした。

もう一つの見どころは、遊馬崎ウォーカーと狩沢絵理華、地上最強のオタクコンビが繰り広げるオタクトーク。第1話でいきなり『狼と香辛料』ネタが出てきた(ホロの等身大立て看板の前で話をしていた)のですが、今回は『とある魔術の禁書目録』ネタで勝負。それにしても、インデックスちゃん*2は忘れられてるな…。遊馬崎ウォーカーは「この展開は“ビリビリ”ヒロイン化の兆し」と、暗に御坂美琴派であることをほのめかしたと思えば、狩沢絵理華は「いやいや、やっぱりヒロインは姫神で決まりっしょ」と、暗に姫神派であることをにおわせていました。でも、二人が手にしているのは“レールガン”の第1巻。“レールガン”には姫神は出てきません。同じ出版社なのにこんな間違いをやらかすとは…。

「昼はやっぱりフルーツ牛乳に限る」でおなじみの渡草三郎。車に小石をぶつけられただけなのにスイッチが入ってしまい、堂々と信号無視をやらかして追いかけていました。助手席でアルト姫…じゃなくて“ドタチン”門田京平が止めにかかっていました。

セルティは「首に傷がある女の子にどうしても会いたい」ということで、帝人のアパートの前で待っていましたが、その女の子はいません。それどころか、清掃業者の車に見せかけたKDH2##ハイエースがアパートの前に止まっています。実はその車、「矢霧製薬」の車で、その女の子を連れていったとか…。

*1:霧ヶ峰」と間違われる。三菱電機の回し者か?

*2:実は、遊馬崎ウォーカーはインデックスちゃんにサインをもらったそうな