Nゲージ 10-412 叡山電鉄900系 きらら (オレンジ)
- 出版社/メーカー: カトー
- メディア: おもちゃ&ホビー
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決して『けいおん!』ブームに乗っかったわけではありません。ちなみに、『けいおん!』に出てきたのはデオ700形であります。
デオ903+904は実際に乗ったことがあります。
何度も言いますが、「キラッ☆」じゃなくて「きらら」。
ここは修学院の踏切。第1期のOPでは、平沢唯はここで踏切待ちをしていました。
叡山電車の車両形式
「デ」は電動機付きの車を指す、各形式共通の記号であります。関東では東急・京王・小田急・京急が、関西では神戸電鉄が「デ」を使っています。
「オ」は叡山電車独特の記号で、営業用の大型車を指します。大型車とはいっても、16m程度しかありません。かつて在籍した中型車には「ナ」(中型→中→なか)が付けられていましたが、1995年にデナ21・22(窓がムギちゃんの眉毛みたいだった)が廃車されたのを最後に中型車は在籍していません。
かつて、阪神の小型車を引き取ったことがあり、これは「デナ500形」として1983年まで運行されていました。「阪神の小型車=叡山電車の中型車」であります。
かつては京福電鉄の路線でしたが、その時代からこの車両形式は踏襲されており、「地域によって形式記号が異なる」というおかしな状態が続いていました。
合併などの歴史的経緯で車両規格が異なるケースはほかにも見られますが、形式記号まで異なるケースはほかにありません。近鉄では奈良電気鉄道(→近鉄京都線)を合併した際、承継した車両の番号をすべて近鉄式に変えた(例:デハボ1200→モ680)ほか、かつての“大東急”では番号を旧所属会社ごと(3ケタ:玉川線 1000番台:小田急・井の頭線 2000番台:京王 3000番台:東横電鉄 5000番台:京急)に振り直していました。