『けいおん!!』#15

いったいどこにフルマラソンを走らせる学校があるんだか。

夏休みも終わり、もうすぐ学園祭。その前にマラソン大会。普通はマラソン大会というのは2月ぐらいにやるのですが、なぜか秋にやるようです。

コスプレ衣装では走りづらいのはわかっているはずなのに、なぜ無理やり着せようとするのか。これはいうまでもない、さわちゃんの趣味や!

ムギちゃんはやっぱり考えることのスケールが違う…が、なんかずれてるような気がしないでもない。最近キャラ崩壊しかけてるし…

で、さわちゃんはワゴンR(MC21S?)を走らせて買い出しとコースの下見。そこで、ランニングシューズの品定めをする唯。そのあと、さわちゃんに乗せてもらって帰るのでした。走っているところはコースの予定地。ケーキ屋さんにブティック…こりゃ、さわちゃんが言う「大変なコース」だわ。女の子にとっては。会場の設営も結構大変で、道路を占用するので警察署に許可を取りに行かないといけないなど、やることが大量にあります。

家に帰ると、なぜか唯の手には餅がありました。翌日、唯の弁当にはその餅が入っていました。

走りたくないからって、逆てるてる坊主はないやろ…必死のパッチで走れ!

当日。マラソン大会とはいえのびのびと走るのが“けいおん!!”らしいといえばらしいのだが。

やっぱり、さわちゃんのコース設定は大当たりやね。唯がものの見事に引っ掛かってる。

上りこう配250パーミルの「心臓破りの坂」。唯「辛いです」…どこの粗いさんやねん。澪は歌詞ができた。その名も「ハートブレイク心臓破り」…ナイトスクープやないで。

いつの間にか…唯がいない! どこへ行ったんだか…。結局、近くのおばあちゃん宅にいました。

前日の餅は、これの伏線でした。「1人分足りない…」突然スイッチが入る。ちょうど、エンジンが軽自動車のエンジンからZ34のVQ37VHRに変わったような走り。

でも…餅はちゃんと人数分ありました。「マラソン大会もいいかも」「お前が言うな」

その頃…さわちゃんは…まだ唯を探してる。