8人乗りのティアナ

エルグランドというと、数少ないFRのミニバンとして有名でしたが、今日発表された3代目(E52)は180度転換してFF化され、全体的に背が低くなりました。一気に100mmも低くなったのですが、その分床も低くなっており、FF化して乗り降りしやすくなった、といえます。兵庫日産でE51の実物を見たことがありますが、FRで床が高いため乗る時はよじ登るような感じでした。

FFシャーシは、ティアナ用のものをミニバン向けに設計しなおしたもので、実質的に「8人乗りのティアナ」といえます。

しかし、3500ccはV6のままなのに、2500ccはV6(E51)から直4に変わったとは。なんか格が落ちるような。ライバル車種が2400ccの直4エンジンを採用しているのに対して、E51は2500ccでもV6というのを売りにしていただけに残念。ちなみに、このエンジンの組み合わせはムラーノと同じ。もっとも、E50で存在したディーゼル車も直4でしたが。