『とある魔術の禁書目録II』#3

ここはパラレルスイーツパーク。天草式が潜伏しているところ。

やることがたくさんあり、スケジュールは過密そのもの。「オルソラの救出」「法の書の奪還」「天草式の逃亡を防ぐ」を短時間でやってのけてしまわないといけません。そこで、当麻は最優先事項として「オルソラの救出」を出し、インデックスちゃんもステイルも了承したのでまず取り掛かることになりました。

囮はアニェーゼ部隊が担当し、構内では二手に分かれて探すのですが、当麻に天草式の構成員が襲いかかってきたのですが一発でやられてしまいました。大したことあらへんやん。

で、当麻に乗っかってきたのは、今まさに探しているオルソラ。口にガムテープを貼られ、手足を縛られ、その上から魔術で二重ロックをかけられています。毎度おなじみ、当麻の右手で解除してやると、「ローマ正教と何かかかわりがあるのですか」…インデックスちゃんはイギリス清教の人なので、当麻はローマ正教ではなくイギリス清教に知り合いがいるということになりますが、法の書とは何ら関係なく(インデックスちゃんがベランダに引っ掛かっていたところを、当麻が住まわせている)関係を持ったのです。「教会世界に関わりを持たないほうがよい」そうな。ということで、先週ステイルにもらった十字架をオルソラにあげるのですが、それをかけてほしいと言い出してきました。顔を突き出してきて、画面で見るとでかい胸が強調されています。32インチと46インチじゃ大違い(ただしこれは胸ではなくテレビのサイズ)。当麻も無駄な体力を使ってもうたな。仕事中に発情するな!

なぜ誰にも読めないはずの法の書がオルソラにだけ読める(ようになった)のかというと、「誰も幸せにしない魔道書を壊すため」とのこと。

天草式の教皇代理・建宮斎字がやってきました。「代理」ということは、教皇はまた別にいるはずなのですが、ここでは触れられていません。オルソラ曰く「武器を振り回して訴える平和になど同意できない」 浦上(さっき、当麻に倒された構成員)がやられたと聞くなり「死ななきゃいいってわけじゃねぇのよ」…それはそうとして、建宮の声はどうもおっさん臭い。

どんでん「そら、死なへんかったらええってもんやないよ。おお、もう…」

おふざけはここまでにして、ステイルですらどうしようもなかった建宮は、当麻に襲いかかってきます。ただ、ステイルのアシスト+おなじみの右手、そして肉弾戦で建宮をねじ伏せます。右手はどちらにも使えるのです。「とーま、そいつは魔術師じゃないんだよ!」

見ての通り、当麻はなんともありません。なので…

「これで思う存分とーまの頭にかみつけるんだもん。」
「一体何様のつもりなのかな、とーまは。本物の魔術師に立ち向かって行くなんて尋常じゃないよね!」
「とーまのバカ、向こう見ず」

実は、ローマ正教の本来の目的はオルソラを殺すことで、法の書も盗んではいないとのこと。そもそも、隠密性を売りにしている天草式がこんな派手なことをするはずもありません。ローマ正教が自分を殺そうとしている事を知ったオルソラは、天草式に助けを求めたが、見返りに法の書の力を求めてくるかもしれず、最後の最後で信じきれなかったからオルソラは天草式からも逃げ出した(武器を振り回して訴える平和になど同意できない、というのもある)、というのが真相であります。

でもって、かつて天草式の教皇だった神裂火織。いないので建宮が代わりにやっている、だから「代理」。自分たちの未熟さが彼女を苦しめた。だからこそ自分たちの力を証明し、今一度彼女に天草式という居場所を返したかったとのこと。しかし、神裂火織はどこへ行ったんだか。

どこからともなく聞こえてきたオルソラの悲鳴。ルチアとアンジェレネがやってきて建宮を引き取ろうとします。「オルソラはどうした?」…ルチアがキレた。顔芸だ。顔芸といえばベアトリーチェ、テレスティーナ、どんでん、そしてルチア。そして、アンジェレネまでもが(ただし顔芸はしていない)。でも、アンジェレネは(見れば分かるかもしれないが)簡単に妨害されてしまいます。インデックスちゃんは食べてばっかやないんやで〜。

インデックスちゃん「ずさんだね。外側に対して気が回っていないから簡単に割り込まれるんだよ」

なんとか乗り切ったものの、「これがローマ正教の裏のやり方よ」。撤退命令が入ったのでルチアとアンジェレネは引っ込んでしまいました。

話がだんだんややこしくなっていくような。あと、建宮のセリフを文字にして字面だけを追っていくと、どんでんも建宮も口調がよく似てる…かな?