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阪神PKO問題

スポニチでこんな記事を拾ってきました。

台湾出身の阪神3年目右腕、鄭凱文ウエスタンリーグ・広島戦(甲子園)で5回を完全投球。2軍では30イニング連続無失点として、球宴明けに1軍先発する可能性が出てきた。

 入団1年目の09年に1勝をマークしたが昨年はわずか1試合に登板しただけ。今季も評価は高かったが、外国人枠の関係もあって2軍暮らしが続いていた。球宴明けの9連戦での起用が濃厚だが本人は「1軍のピッチャーはみんな調子がいい。自分はチャンスを待つ」と静かに闘志を燃やした。

(『スポーツニッポン』2011年7月1日)

現在の日本プロ野球の外国人枠は以下のようになっています。

  • 支配下登録:制限なし
  • 出場選手登録(1軍登録):4人まで
    • ただし、「4人とも投手」「4人とも野手」という登録はできない

現在、阪神では外国人扱いの選手は5人(ブラゼルマートンメッセンジャースタンリッジ鄭凱文)いますが、外国人枠をジェン以外の4人で使い切っており、ジェンを出したくても出せないのです。

その昔、阪神では「PKO問題」というのがありました。PKOとは1993年に阪神に在籍していた3人の外国人選手の頭文字でした。

1993年当時の外国人枠は「支配下登録は3人まで、1軍登録は2人まで」となっており、そのうちの1人を2軍においておかないといけないという問題が噴出しました。郭李が出ないときはまだよかったのですが、問題は郭李が先発の時の試合で、パチョレックかオマリーのどちらかを2軍に落とす必要がありました。

で、ジェンを出そうと思えば、あの4人のうちの1人を2軍に落とす必要があります。誰を引っ込めるか、首脳陣はきちんと考えないといけません。まさに「PKO問題」の再来!

なお、外国人枠にも例外規定があり、「日本の高校・大学を卒業しドラフト会議で指名される」と日本人扱いになります。はやしいすけ林威助はこの例外規定が適用されており、台湾国籍でありながら日本人扱いとなっています。

阪神のアルファベット3文字トリオ

  • NHKトリオ(1985年):中西(N)・平田(H)・木戸(K)
  • BKO砲(1985年):バース(B)・掛布(K)・岡田(O)
  • PKO
  • JFK(2005年〜2007年):ウィリアムス(J:ジェフのJ)・藤川(F)・久保田(K)
  • JAF(2008年):ウィリアムス(J)・アッチソン(A)・藤川(F)
  • AKB砲(2010年):新井兄(A)・金本(K)・ブラゼル(B)