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東横線・副都心線相互直通まであと6日!!

今年は、3月16日に集中してダイヤ改正が行われるようで、JRグループ東京メトロ東急電鉄東武鉄道西武鉄道京阪電車などが行います。その中でも、今回は東京メトロ東急電鉄東武鉄道西武鉄道ダイヤ改正を扱います。

渋谷駅を移転

今回のダイヤ改正は、東横線副都心線相互直通運転を開始するのに伴うもので、これに合わせて渋谷駅を地下に移転し、地上にあるホームは廃止します。副都心線の建設時点で東横線との相互直通運転は決定していたため、渋谷駅はそれを考慮して2面4線の構造となっており、現在は3番線と4番線のみ使用していますが、このダイヤ改正で4・5番線の使用を開始し、現在の4番線は6番線に変更されます。なぜ3〜6番線なのかというと、1・2番線は半蔵門線田園都市線のホームで、東横線田園都市線の渋谷駅はともに東急の管理下に置かれているためです。かつて、半蔵門線田園都市線の渋谷駅は東京メトロの管理下だった時代がありましたが、銀座線と半蔵門線田園都市線でホームの番号を通して振っていませんでした。また、半蔵門線田園都市線の渋谷駅が東急に移管されてからも、東横線田園都市線でホームの番号を通して振り直すということはしませんでした。

東横線ホームの跡地は、一部が埼京線湘南新宿ラインの新ホームに使用されます。これで、山手線と埼京線湘南新宿ラインのホームが離れすぎているのが解消されます。

優等列車10両化

基本的な乗り入れ区間は東横線みなとみらい線副都心線の全線で、西武池袋線には飯能まで、東武東上線には森林公園まで乗り入れます。例によって、西武ドームプロ野球の試合やコンサートがある場合は西武球場前まで乗り入れます。

東横線から副都心線を介して西武池袋線東武東上線に乗り入れる場合、最大で2回種別変更を行います。特急・通勤特急副都心線では急行もしくは通勤急行として運行しますが、西武線方面は昼間のみ、小竹向原快速急行に変えて飯能まで運行します。東横線の急行は昼間は副都心線内各駅停車ですが、ラッシュ時は副都心線でも急行もしくは通勤急行として運行します。

これに合わせて、東横線優等列車の10両編成化を行います。各駅停車は8両編成のまま残りますが、各駅停車も副都心線に直通するため、該当する編成には「8CARS」ステッカーを貼っています。

新宿三丁目行き・渋谷行き

東横線から乗り入れる際、一部の列車は渋谷・新宿三丁目で折り返すことになっており、新宿三丁目駅の池袋寄りには引き上げ線があります。

日中の特急・急行は全て和光市川越市小手指・飯能まで運行し、各駅停車は一部が新宿三丁目もしくは渋谷で折り返します。

東横線から9000系が撤退

1986年、東急初の量産VVVF車として登場した9000系は、副都心線直通対応工事を行わずに東横線から撤退することが決まり、一部は5両編成に短縮して大井町線に転用されています。最後まで東横線に残る9001Fにヘッドマークを付けて走らせています。

この9000系ですが、実は登場当時「都心線」と仮称されていた、目黒線(登場当時は“目蒲線”)・南北線三田線の相互直通用車両として設計されており、かつては方向幕に「田園調布」や「目黒」の表示があったほか、ATC・ATS切り替えスイッチやマスコンキースイッチも直通対応品を装備しており、南北線用の誘導無線アンテナの取り付け準備までされていました。しかし、9000系では南北線の急こう配に対応できないとみなされた上に、当初は池上線などのようなホームセンサー方式でのワンマン化を計画していたのが南北線に合わせてホームドアを採用することになり、これらの対応工事を行うとコストがかかり過ぎるため、新3000系を新規設計して目蒲線改め目黒線*1に投入しています。その名残として、営団9000系・都営6300系の初期車には東急9000系と同じクロスシートがあります。

その代わりとして、東横線には5050系の10両編成バージョンである「5050系4000番台」が投入されています。4000系と言われることもありますが、東急としてはあくまでも「5050系の4000番台」という扱いになっているようです。

*1:多摩川で分割し、目黒寄りは「目黒線」、蒲田寄り「東急多摩川線」に名称を変更した。運行系統としての目黒線は目黒〜武蔵小杉(のちに日吉まで)だが、書類上は「目黒線」は目黒〜田園調布、「東急多摩川線」は多摩川〜蒲田を指し、東横線と並行する田園調布〜多摩川は東横線複々線の一部となっている。なお、東急多摩川線は「東急」も入れて正式名称だが、これは西武鉄道にも同名の路線があるため