山陽電車の駅番号

http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1391749594.pdf

阪神電車では来たる4月より駅番号を導入しますが、山陽電車でもこれに合わせて導入することになりました。

番号の振り方は非常にシンプルで、全線共通で山陽の「SY」を頭につけ、本線は西代を「SY01」として西へ進むに従って番号が増えるようになっており、姫路は「SY43」になります。網干線は、飾磨駅のみ本線の番号「SY40」が振られ、西飾磨を「SY51」としてこちらも西へ向かって番号が増えていき、網干は「SY56」になります。

神戸高速線の各駅(花隈駅除く)も阪神電車の駅とみなし、梅田から一続きの番号を振っており、長田までは番号が決まっていますが、西代駅山陽電車の駅でもあるため、西代駅阪神の駅としての番号を振るかどうかは未定でした。

しかし、山陽電車でも番号を振ることになり、それに合わせて西代駅には阪神での番号も振ることに決まりました。そのため、西代駅には阪神電車の「HS39」と山陽電車の「SY01」の2つの番号が振られます。

もうひとつの話題

山陽電車で使えるICカードは、PiTaPaICOCAに限られ、SuicaPASMOTOICAmanacaKitacaSUGOCAnimocaはやかけんは使用できない(西代駅のみ係員に処理してもらうことで使用可能)のですが、この春をめどに全駅で使用できるようにするとすでに発表されています。

これに合わせて、各駅では自動改札機・自動券売機・自動精算機の更新が進んでいます。というのも、山陽電車の自動改札機は99年に「スルッとKANSAI」を導入した際に新調されたもので、2006年にPiTaPaを導入した際は、全ての改札機をIC対応に改造するのではなく一部だけ施工していました。阪急ですら一部の改札機をIC専用機に入れ替えた程度でした。

さすがに、15年も使用していると老朽化が進み、保守面では交換部品が手に入らなくなるなど不都合な点が多数出てくるため、Suicaなどに対応するのを機に全て入れ替えることになりました。

改札機はJR西日本で見られるものと似たようなもの*1で、券売機は大手私鉄でよく見られるタッチパネル型です。

*1:見た目は同じだが、JR西日本のは系列会社がメーカーから部品を調達して組み立てたオリジナル品で、山陽電車のはメーカーの標準品