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交通科学博物館・ザ・ファイナル(後編)

ダットサン

交通科学博物館JR西日本の博物館なので、展示物は鉄道中心なのですが、開館以来鉄道以外の乗り物(国鉄バス以外の、鉄道とは関係ない乗り物も含む)も展示してあります。

ダットサン16型セダンと、13型ロードスター。「ダットサン」とは、かつて日産が小型車に用いていたブランドで、2002年まで「ダットサントラック(ダットラ)」が日本向けに販売されていました。正式車名にも使われていた時代があり、FR時代のブルーバード、サニーはそれぞれ「ダットサン・ブルーバード」、「ダットサン・サニー」と言われていました。フェアレディZもかつては「ダットサン・フェアレディ」でした。

さしづめ、現在の日産のラインナップでいうと16型セダンはシルフィ、13型ロードスターフェアレディZでしょうか。

この当時は「ブルーバード」「サニー」などと言った車種名は付いておらず、型式だけで呼ばれていました。車種名が付くようになったのは1959年に発表された310型からで、この時に初めて「ブルーバード」という名前が付けられました。

CTCのパネル

CTC(列車集中制御装置:Centralized Traffic Control)とは、これまで駅ごとに操作していた信号や分岐器を一か所でまとめて操作できるようにした装置で、かつて奈良線で実際に使用されていたCTCのパネルが展示してあります。

パネルには列車番号の表示があり、交換できる駅では線路の本数だけ表示されます。交換できる駅同士の間には列車は1本しか入れないため、表示は1つずつしかありません。これを見ながら、下の操作盤にあるスイッチを操作して分岐器を切り替えます。

しかし、CTCはあくまで駅ごとに操作していた信号や分岐器を一か所でまとめて操作できるようにしただけのものなので、CTCの指令員が操作しなければならないというのは変わりません。実際は、PRC(自動進路制御装置:Programmed Route Control)と組み合わせて信号や分岐器の操作を自動化していることが多く、さらに運転整理や旅客案内などの機能を持たせた「運行管理システム」が新幹線・首都圏・京阪神地区に導入されています。