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どこからでもかかってこい

前に買ったのは「PIXUS iP4600」でした。7年もたつと、プリンターはかなり進化しています。

複合機

今まで使ってきたプリンター(Canon BJC-400J→EPSON Colorio PM-780CS→Canon PIXUS iP4600)は、PCを用いて印刷することに徹した機種*1でした。近年では、スキャナを内蔵して書類などを読み取ったり、コピー機やFAXとして使える機種(複合機)も出てきています。オフィス向けではかなり昔からありますが、ここ十数年で家庭向けのインクジェット複合機が人気を集めており、今ではどのメーカーも複合機を主力としています。

で、なぜ複合機にしたのかというと、スキャナ(EPSON Colorio GT-8200UF)がWindows 7に対応していないためで、プリンターの買い替えを機に複合機にしてまとめて置き換えました。

Wi-Fiで、家じゅうどこからでも使える

そして、最近のプリンターはWi-Fiに対応しているものが大多数を占めています。かつては、LANに繋がるプリンタはオフィス用しかありませんでした。そのため、一般家庭でプリンタを複数のPCで共用する場合、以下のようなことを行わなければなりませんでした。

  • いちいち繋ぎかえる
  • プリントサーバを買ってきてこれでLANに繋ぐ
  • 代表となるPCを1台定めてそのPCに繋いで共有する設定を行う

現在では中~上位機種ではWi-Fiに対応しており、プリントサーバを買って設定する手間がなく、ボタンひとつで簡単に接続できます。

Wi-Fiで繋いでいるので、家じゅうどこからでも、どのPCからでもすぐ印刷できます。また、スキャナも同じようにWi-Fiで共有できます。

グレーインク

PIXUSの上級モデルには「グレーインク」というものが装備されています。

プリンターのインクは、CMYKCyan/Magenta/Yellow/Key Plate*2)で構成されています。この表現法は「減法混合」といい、白い紙にCMYのインクを加えていって希望の色にします。CMYを全部混ぜると黒くなるとされていますが、実際は真っ黒にならないうえ、インクの消費量が多すぎるため、プリンターでは黒いインクを装備しています。

文書の印刷を主体としていた時代はこの4色だけでも十分でしたが、以前はインクのしずくのサイズを制御する技術がなく、写真印刷では色の階調表現力に乏しいとされていました。

これを補うため、通常のCMYに加えて淡いC・M、濃いYを追加した機種が出てきました。この追加されたインクが「フォトインク」です。

  • Canon
    • フォトシアン
    • フォトマゼンタ
  • EPSON
    • ライトシアン
    • ライトマゼンタ
    • ダークイエロー

ただし、Canonには他の機種と色の構成が異なる機種(PIXUS PROシリーズなど)も存在します。これらの機種には、グリーン、レッド、マットブラック、クリア、クロマオプティマイザーなどがあります。

その後、異なるサイズのインクのしずくを打つことができるようになり、フォトインクなしで階調表現力が向上しました。

グレーインクも同じような考え方で装備されており、黒の表現力を向上させています。

なぜ黒は2種類あるのか

これまたCanonの上位モデルに限りますが、黒インクが2種類ある機種も出ています。これは、染料と顔料の特性によって使い分けるというもので、写真には鮮やかさを買って染料を、文書にはにじみにくさを買って顔料を使っています。

広告では、染料のを「写真ブラック」、顔料のを「文書ブラック」としています。かつては「W黒」として宣伝していたこともありました。

ちなみに、Canonの下位モデルは黒は顔料だけで、プロ向けの特殊なモデルには全色顔料というのもあります。EPSONは全色染料または全色顔料のどちらかです。

*1:ただし、iP4600はカメラをUSBケーブルでつないでPC抜きで写真印刷ができる

*2:BlackのK、または黒のKではない。わかりにくいため、家庭用の製品ではKではなくBK(Blackの略)と記すことが多い