読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

デザインは市民が決める

鉄道

ktbsp.jp

 神戸市交通局は、2018年度から導入する市営地下鉄西神・山手線の新型車両のデザインを決めるため、インターネット上で人気投票を実施している。3案のうち最も得票が多かったデザインを採用する予定。23日まで。

 車両を製造する川崎重工業がデザイン案を作成。いずれも銀色の下地にシンボルカラーの緑色を使っている。

 A案は車両先頭の斜めラインを強調。B案は車両全体を巻き込むように丸みを付けた。C案は車両外側中央にラインを引き、上下で印象を分けた。

 西神・山手線の新型車両導入は1993年以来。バリアフリー対応や省エネ性能を向上させる予定で、2022年度までに全車両を新しくする。

 ネット投票は、地下鉄やバスの情報を発信するウェブサイト「神戸市交通局沿線NAVI」で実施。1人1回。26日に同サイトで結果を発表する。(若林幹夫)

(「神戸新聞」2016年10月19日)

神戸市営地下鉄は、1977年に第1期区間(名谷~新長田)が開通してから来年で40周年を迎えます。その時に導入された車両(1101~1106Fの1・2・5・6号車)が今でもVVVF化されて走っていますが、さすがに40年もたつと老朽化が目立ちます。また、三宮駅を皮切りにホームドアの設置も決まりました。これに伴い、3000形以来25年ぶりとなる新型車両の導入が決定しました。

まずはデザインから入ります。E6系E7系東京メトロ16000系などで知られる奥山清行の手によるもので、3種類の案が示されました。

Plan A

先端の斜めラインを強調したモダンなデザイン
神戸の街角を切り取ったようなエキゾチックな雰囲気を感じさせます。

顔が真っ黒で、幕板と裾に緑の帯が入り、先端部で裾から屋根に向かって斜めに立ち上がります。

Plan B

街に馴染む丸みを帯びたフレンドリーなデザイン
車両全体を巻き込むような安心感を与えるカラーリングです。

かつての神戸市電や1000形(地下鉄*1)・2000形のように顔が緑に塗られており、幕板・窓の下・裾に緑の帯が巻かれています。

Plan C

今までの車両の流れを受け継ぐ軽快なデザイン
上下で印象を分けて横の動きを演出します。

3000形を無塗装にしたような感じです。窓の下にのみ緑の帯が巻かれ、戸袋部がグレーに塗られています。

この3案から1つ選んで投票するのですが、C案は顔が下膨れでスマートさに欠けるので外しました。A案は地下での視認性がよくなさそうなのと、ホームに止まっていると裾の帯が隠れてしまい見栄えがよくないのでこれも却下。最後に残したB案は違和感なく受け入れられたのでこれに投票しました。

ただ、違和感なく受け入れられたということは、他社で見慣れたデザインでもある、ということです。実際、B案の第一印象は「東京メトロにありそうやな…」でした。顔は1000系の色違いで、側面は16000系を短くしたような感じです。

*1:「1000形」のみ、市電と地下鉄の両方に存在する