JRの駅番号~北海道編~

JR本州3社(東日本・東海・西日本)の駅番号の付け方を紹介しましたが、次はJR北海道の駅番号の付け方を紹介します。

JR北海道の駅番号の付け方は、JR本州3社や、近隣だと札幌市営地下鉄とは異なり、路線ごとに番号を振るのではなく、札幌駅を中心に据えて番号は01とし、札幌駅から何番目かというのを基準として振っています。

なお、後に駅が廃止された場合でも、番号を詰めることはしていません。

アルファベットの付け方

アルファベットは、路線名称(函館本線千歳線etc.)ごとに振るのではなく、おおむね特急列車の運行系統ごとに振っています。また、札幌駅から複数のルートが考えられる場合、最短距離ではなく特急が通るルートを優先しているようです。

先述のとおり、札幌駅はアルファベットなしで01番です。

以上を踏まえると、以下のように番号が振られます。

函館本線

渡島砂原経由
  • 森:H62
  • 渡島砂原:N66
  • 流山温泉:N70
  • 大沼:H68(森駅から駒ケ岳経由で連番)

石勝線

根室本線

釧網本線

札沼線学園都市線

千歳線

  • 札幌:01
  • 白石:H03
  • 新札幌:H05
  • 北広島:H07
  • 恵庭:H10
  • 千歳:H13
  • 南千歳:H14
  • 沼ノ端:H17
  • 苫小牧:H18

室蘭本線

宗谷本線

石北本線

富良野線

*1:宮城県白石駅や、熊本県白石駅と区別するため、切符には函館本線の「函」を付けて「(函)白石」と印字される。宮城県白石駅東北本線の「北」を付けて「(北)白石」

*2:秋田県の追分駅と区別するため、切符には室蘭本線の「室」を付けて「(室)追分」と印字される。なお、室蘭本線岩見沢~沼ノ端)で駅番号が付いているのは追分駅のみ

*3:名古屋の金山駅と区別するため、切符では根室本線の「根」が付く。名古屋の金山駅中央本線の「中」を付けて「(中)金山」となる