JR東海駅ナンバリング導入記念4部作の最後は、JRグループで初めて駅ナンバリングを導入したJR四国です。
JR四国の駅ナンバリングの付け方の特徴として、番号は0から始めるのと(JR東海も同じ)、県庁所在地の駅(高松・松山・高知・徳島)で番号を0にリセットするということがあげられます。
なお、JR四国と関係の深い阿佐海岸鉄道・土佐くろしお鉄道でも同じような感じで番号を振っています。
アルファベット
これまではアルファベット順に並べていましたが、JR西日本・JR東海と違ってアルファベットに規則性がなく、頭文字を振っているところだとばらけてしまい、一つの線区をブロック分けしているところでは飛び飛びになってしまうので、線区ごとに分けます。
- 予讃線・内子線
- 高松~松山:Y(Yosan)
- 松山~宇和島(内子線経由):U(Uchiko,Uwajima)
- 向井原~伊予大洲(下灘経由):S(Shimonada,Seaside)
- 土讃線
- 多度津~高知:D(Dosan)
- 高知~窪川:K(Kochi,Kubokawa)
- 予土線:G(Shimanto Green Line)
- 高徳線:T(Takamatsu,Tokushima)
- 鳴門線:N(Naruto)
- 徳島線:B(Yoshinogawa Blue Line)
- 牟岐線:M(Mugi,Awa-Muroto Seaside Line)
- 阿佐海岸鉄道:AK(Asa-Kaigan Line)
- 土佐くろしお鉄道
また、番号は高徳線を除き、起点から終点に向かって大きくなるように振られます。高徳線のみ、徳島から高松へ向かって番号が大きくなっていきます。
県庁所在地の駅で番号がリセットされますが、リセットする前の番号も重複して振られています。また、複数路線が乗り入れる場合は乗り入れる路線の数だけ番号が振られます。
分岐駅であっても、県庁所在地の駅ではない場合は番号をリセットしません。
本四備讃線は、途中にJR四国の管轄する駅がない(児島駅はJR西日本の管轄)ため駅ナンバリングの対象外です。
予讃線は、松山までは単純な連番です。松山以西は、向井原までは連番で、向井原から伊予大洲までは下灘経由と内子経由でそれぞれ番号を振り、伊予大洲から宇和島までは内子経由での番号を振ります。
なお、新居浜駅の番号に「7」は入っていません。
土讃線は、高知までは高松からの連番、高知からは窪川方面へ連番で、最終的には宿毛・予土線経由宇和島まで連番です。
- 高知:K00
- 高知商業前:K04
- 波川:K08
- 小村神社前:K08-1
- 日下:K09
- 佐川:K13
- 須崎:K19
- 窪川:K26
- 窪川:TK26
- 若井:TK27
- 土佐白浜:TK32
- 土佐入野:TK37
- 中村:TK40
- 工業団地:TK44
- 宿毛:TK47
番号を振った後に駅ができた場合、JR四国では起点に近い方の番号に枝番を付けているようです。
高徳線は、両端の駅が県庁所在地駅で、通常であれば高松から徳島に向かって振るのですが、実際は徳島から高松に向かって振られています。
- 徳島:T00
- 佐古:T01
- 池谷:T04
- 板東:T05
- 板野:T07
- 引田:T10
- オレンジタウン:T18
- 屋島:T23
- 栗林:T25
- 高松:T28
鳴門線は、徳島駅からの連番で、池谷~鳴門のみ振られています。
- 池谷:N04
- 教会前:N07
- 撫養:N09
- 鳴門:N10
徳島駅から甲浦までの連番です。
- 徳島:M00
- 二軒屋:M02
- 文化の森:M03
- 南小松島:M06
- 阿波赤石:M07
- 阿波中島:M11
- 阿南:M12
- 阿波橘:M14
- 由岐:M18
- 日和佐:M21
- 牟岐:M24
- 阿波海南:M27
- 海部:M28・AK28
- 宍喰:AK29
- 甲浦:AK30
後免駅から北へ延びていることや、高知駅まで直通する列車があるため、後免駅から離れるにつれて番号が減っていくようになっています。
- 奈半利:GN21
- 下山:GN25
- 安芸:GN27
- 球場前:GN28
- 和食:GN31
- 香我美:GN34
- あかおか:GN35
- よしかわ:GN36
- のいち:GN37
- 後免町:GN39
- 後免:GN40