ちょっと違う世界を味わってみよう

小倉唯 LIVE TOUR 2019 -STEP APPLE- @ オリックス劇場(旧・大阪厚生年金会館

一口に声優アーティストといっても2種類あります。一つは、みのりんのような本格志向、もう一つは、ゆかりんのようなアイドル志向です。これはあくまで声優アーティストに限った分類で、さすがにアニソン歌手はこのような分類はしづらいです。
今まで行ったライブはどんな感じかというと、みのりん、奈々さん、ともに本格志向です。そもそも、2人とも最初は歌手志望だったという点で異質であり、本格志向の声優アーティストは数少ないといえます。
また、ANIMAX MUSIXに行ったときも、「俺はどっちかというと、本格志向のほうがええな」と思いました。

しかし、何があったか、みのりんや奈々さんとはベクトルが逆向き、アイドル志向の、小倉唯のライブに行くことになりました。名古屋のガールフレンドがそこに足を運ぶ予定があり、そのついでに「大阪に来てほしい」と呼ばれました。「みのりんガチャで手に入れたグッズが余ったので交換したい」ということでしたが、何を思ったか「いっぺん行ってみたい」ということになり、チケットが余っているという情報を耳にして、実際に手に入ってしまいました。「小倉唯の曲は、Raiseしか知らんぞ!」なんてことは全く関係ありません。

大阪の主要な会場のうち、オリックス劇場だけは大阪厚生年金会館の時代から全く足を運んだことがなく*1、今回初めて足を運びました。

平成最後のライブは、みのりんでも奈々さんでもなく、唯ちゃんのライブということになりました。

セットリスト

  1. 白く咲く花
  2. ハイタッチ☆メモリー
  3. Hop Step Jump!
  4. Honey Come!!
  5. FARAWAY
  6. TO BE ALIVE
  7. Future Strike
  8. Baby Sweet Berry Love
  9. Happy Strawberry
  10. 君が好きです
  11. パンドラショコラ
  12. いつだってCall me
  13. baby baby baby
  14. Love Me×Love Me
  15. ガーリッシュエイジ
  16. 雨の森はウソつき
  17. ショコラ
  18. Sing a ling a harmony
  19. Reflect
  20. Hopeful Days
  21. アップル・ガール
  22. 永遠少年
  23. ピーナッツ

比べてみよう

2012年に本格的に参加するようになってから7年間、みのりんと奈々さんのライブにしか足を運んだことがなく、かなり違った感じで、軽いカルチャーショックを受けました。

まず、目につくところだとみのりんや奈々さんとこにいるバックバンドがなく、伴奏は生音ではなくCDか何かに入れて流していました。
ちなみに、ダンサーはみのりん・奈々さん・唯ちゃん、どこにでもいます。

もう一つは、サイリュームの基本色で、みのりんと奈々さんはブルーが基本ですが、唯ちゃんはピンクを基本としています。ブルーはほとんどありません。

クルマに例えると?

そして、数曲聴いていくうちに、「クルマに例えてみたらなんだろう」と考えつきました。

以前から、みのりんはフーガ、奈々さんはスカイラインと、本格志向の声優アーティストは高級車やスポーツカーに例えるとよい、と考えていました。その一方で、ゆかりんや唯ちゃんのような、柔らかくかわいらしいイメージがある人は?と思ったのですが、コンパクトカーや軽自動車に例えるといいかと思いました。

ということで、唯ちゃんのイメージに合うクルマは、ラパンショコラ、ミラトコット、日産マーチのいずれかだと思いました。

で、なぜクルマに例えるか、その理由は単純で、私がクルマ好きだからです。

錯覚を覚える

唯ちゃんの曲はRaiseしか知らないのですが、1曲聴いただけで「歌声がゆかりんっぽい」と感じました。
そのせいか、時々「今日、俺はゆかりんのライブに来たんちゃうか?」という錯覚を覚えました。

件のガールフレンドには「ゆかりんとこにも来てほしい」と言われています。
実は、12年前に神戸でゆかりんのライブがあると聞いて参加の段取りまでしていたのですが、肝心のチケットが手に入らず断念したという経緯があります。

ここにもひよっち

ステージの合間には。奈々さんのような映像コンテンツもあります。衣装ともども「白雪姫」をモチーフとしています。

その中で、魔女のCVが日笠陽子ということで、あちらこちらから笑いが湧き出てきました。どのようなつながりかというと、「ヤマノススメ」で共演していた関係です。西武ドームで2人で始球式をしたこともあります。

内容は、唯ちゃんが得意とするタップダンスと、ほとんどやったことがない食レポでした。「蒙古タンメン中本」でもトップクラスの辛さを誇る「北極ラーメン」でしたが、「辛いけどおいしい」とのことでした。

ひよっちといえば、数年前に奈々さんに呼び出されて西武ドームのステージに上がったというのを思い出します。

*1:それ以外は何らかのイベントで行ったことがある。南港にあったZepp Osakaは、足を運ぶことなく閉鎖された