NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019 京都2DAYZ

MIZUKI ULTRA EXPRESS

奈々さんが前に京都でライブをやったのは2003年、京都会館(現・ロームシアター京都)での「LIVE SENSATION -hall side-」でした。その後も、平安神宮で奉納公演をやったり、プライベートではしょっちゅう京都へ顔を出しているようですが、通常のライブツアーでは実に16年ぶりに京都へやってきました。

セットリスト

1日目 2日目
1 WHAT YOU WANT
2 Poison Lily
3 Bring it on! It's in the bag
4 What Cheer?
5 Heartbeat フリースタイル
6 REBELLION
7 ETERNAL BLAZE
8 Open Your Heart HONEY FLOWER
9 SUPER GENERATION New Sensation
10 Take a chance
11 SUMMER PIRATES
12 HIGH-STEPPER The NEW STAR
13 Take a shot
14 PROTECTION
15 METANOIA
16 TESTAMENT Vitalization
17 UNBREAKABLE
18 suddenly~巡り合えて~
19 Astrogation
20 サーチライト
21 No Limit
22 十字架のスプレッド
23 Born Free
24 POWER GATE

声優としてできること

16年ぶりの京都でのライブを2日後に控えた7月18日、京阪電車六地蔵駅前にあった「京都アニメーション」第1スタジオで放火殺人事件が発生しました。
事件の内容などはNHK京都新聞などの報道で出ているので、ここでは記しませんが、この件に関して、奈々さん自身が開演前に出てきて触れていました。

奈々さんは京都アニメーションの作品には出たことはありませんが、やはりアニメ業界の人間として相当なショックを受けたらしく、事件から数日間、ブログを更新できなくなってしまいました。

開演前には、来場者全員で黙祷を捧げました。全力全開で歌うことが何よりの供養になると思いました。

サッカーも見てる?

奈々さんはあまりサッカーには興味がなく、ラジオなどでも代表戦ぐらいしか話題に出しません。どちらかというと野球の方が好きらしく、関西での公演では必ずといってよいほど阪神の話題が出てきます。
ある意味、ゆかりんと好対照をなしているとも言えます。

ですが、今年のツアーでは一味違っていて、ところどころにサッカーのネタが散りばめられています。
分かりやすいところでは、会場限定Tシャツの色で、2日間公演がある場合はどちらかの色が地元クラブのイメージカラーになっています。

更に、TEAM YO-DAのご当地ネタダンスにも「パープルサンガ」(2007年までの名称)がありました。

このように、サッカーのネタが散りばめられたため、「ゆかりんに影響されて、奈々さんもサッカーに興味を持つようになったのでは?」と思いました。

京セラに気を使った?

「サーチライト」では、携帯電話のカメラのライト(フラッシュ)をペンライト代わりに使うという演出があります。ここ最近の携帯電話は、フラッシュを懐中電灯代わりに使うことができるようになっています。
奈々さんも携帯電話を片手に歌うのですが、手にしていたのは「INFOBAR」でした。昨年、3年ぶりとなる新型「INFOBAR xv」が出ましたが、正式な型番は「KYX31」で、型番のKYは「京セラ」のことです。

パルスプラザの隣には京セラの本社があり、パルスプラザ自体も建設時には京セラが深く関わっていたことから、京セラに気を遣ってINFOBAR xvを用意した、とも言えます。

まさか、観客の中に「クレサンベール」のアクセサリーを身に付けて来た人はいないよね?

この曲も16年ぶり

なんと、「HONEY FLOWER」もここ京都で、16年ぶりに歌う曲でした。

振り付けを再確認するため、もう一度映像を見るのですが、その中にはVHSのテープに入っているものがあり、再生するとテープが劣化しているせいであちらこちらにノイズが入るものもあるようです。

ちなみに、前回歌ったのは23歳の時分で、39歳でもまだまだいける、とのことでした。それこそ、最近の声優だと水瀬いのりなどがこの年代に当たります。

*1:昔の三洋電機では、大阪本社と鳥取三洋電機で並行して携帯電話を作っていた