NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019 千葉

千葉で受け取り、最後のお届け物
祝・200公演

7月6日に神戸で開幕した、奈々さんのライブツアー。2か月強に渡るツアーも、遂に千秋楽を迎えました。

場所は7年ぶりとなる千葉マリンスタジアム(前回開催時の名称は「QVCマリンフィールド」)で、「ZOZOマリンスタジアム」と名称が変わってからは初めての開催です。
ここで、通算200公演を達成しました。恐らく、主要な声優歌手で200公演を達成したのは、奈々さんが初めてではないかと思います。

球場でのライブに行くのは、甲子園以来3年ぶりです。そして、ZOZOマリンスタジアムに足を運ぶのは実に7年ぶりです。ここはプロ野球の試合では行ったことがないので、7年も空いてしまいました。

セットリスト

1 WHAT YOU WANT
2 Poison Lily
3 革命デュアリズム
4 What Cheer?
5 Heartbeat
6 REBELLION
7 Naked Soldier
8 真冬の観覧車
9 New Sensation
10 Take a chance
11 SUMMER PIRATES
12 HIGH-STEPPER
13 Take a shot
14 PROTECTION
15 METANOIA
16 TESTAMENT
17 FINAL COMMANDER
18 UNBREAKABLE
19 suddenly~巡り合えて~
20 Astrogation
21 サーチライト
E1 No Limit
E2 十字架のスプレッド
E3 Born Free
E4 POWER GATE
DE ETERNAL BLAZE

オーロラビジョンを使わせてもらえた

通常、球場でのライブではオーロラビジョンや照明設備は使わず、照明は自前で用意するのが通例ですが、今回は照明こそ自前だったものの、オーロラビジョンを使わせてもらえました。
甲子園でも使わせてもらえなかったので、これは異例と言えます。もっとも、今回の舞台装置は背が低く、スコアボードに被らないので、結果的に使用できたという側面があります。

最初の2曲と、SUMMER PIRATES、UNBREAKABLEで使っていました。

冬はまだまだ先だけど

30代に入ってから全然歌っていない曲を救済する「39EXPRESS」。最後は何を歌うかというと、夏が終わってもうすぐ秋だというのに「真冬の観覧車」でした。

というのも、この曲は2001年のバースデーライブ以来歌っておらず、映像化作品がないことや、歌詞に「クリスマス」が入っており、バースデーライブでは歌いづらいという事情があり、何とかして歌う機会を作ろうとした結果でした。
最初は「そよ風に吹かれて」と予想する声が多数でした。

みのりんで例えると、河口湖でPRECIOUS ONEを歌うようなものです。

増員しました

TEAM YO-DAは通常8人で構成されていますが、今回に限って12人で構成されていました。
さらに、ご当地ネタでは「九十九里浜」や「千葉ロッテマリーンズ」がありました。

どこにそんなスタミナが?

当日は、隣接する幕張メッセ東京ゲームショウが開催されていました。例年、9月中旬~10月上旬に開催されています。

ところが、今年は奈々さんのライブとかぶってしまいました。そのため、海浜幕張駅が大混雑してしまい、葛西(今回の宿泊先)から会場に向かう際、西船橋武蔵野線に乗り換えず、総武線に乗り換えて幕張本郷を経由した方がよいということになりました。何しろ、海浜幕張駅では精算機に長蛇の列ができており、ICOCAにたっぷりチャージしておかなければ痛い目に合うぐらいでした。

さらに、自身が出演しているゲームのイベントもあるということで、ライブの前に行ってサプライズを仕掛けてやろうか、と考えていたようですが、マネージャーに止められました。一体、どこにそんなスタミナがあるのでしょうか。
以前にイベントをはしごしたことがあって、本気で考えていたようです。そのうち、関西圏でのライブの際に、甲子園の阪神戦で始球式をしてから歌う、ということもありえない話ではないでしょう。

3連発大好き

奈々さんはよく「3連発」と言っています。最初の激アツ曲3連発に、後半の”シンフォギア”3連発と、「3連発」を連発しています。

おそらく、奈々さんのことなので、1985年の甲子園でクリーンアップ3連発を念頭に置いているでしょうか。ZOZOマリンスタジアムなのに…

ここで花火!?

奈々さんのライブで花火といえば、2012年から野外公演の恒例行事となっています。

最初は、7年前と同じく「星空 - 」か、甲子園と同じく「恋想花火」だと思っていましたが、Astrogationだったので予想は大外れ、驚き以外の何者でもありませんでした。
昨年、熊本に行っていればまた違った感想を抱いたと思いますが、例年通り河口湖に足を運んでいたため、Astrogationの花火はどんなものか、思い浮かびませんでした。

全身が燃え上がる

以前にも話をしましたが、このライブは「ナネット急便」の配送車で聞いているラジオの番組で、スタジオは各地の会場という感じとなっています。最後ということで、ルノー・カングー*1から化けた超大型トレーラーが千葉までワープしてくるという演出がありました。

これに関連した演出として、AR(Augmented Reality、拡張現実)技術を用いて、奈々さんが炎をまとうという演出をしていました。ワンダーウーマンかキャプテンマーベルを思わせるような演出でした。
横浜で「3Dフライト」をやったり、千葉ではAR…次は何をしてくれるでしょうか。

そして、神戸で出てきた*2あのトラックですが、神戸ではキャブだけ顔を出したのに対して、千葉では全部出てきました。後ろの箱に青い炎を描いていました。

早めに発表

例年、ツアーの千秋楽では冬場の単発公演が発表されるのですが、今回は次のツアーの発表がありました。
来年は歌手活動20周年という節目なので、4か月半に渡る史上最長のツアーとなります。

3月28日 愛媛県武道館
4月11日 宇都宮市文化会館
4月12日 郡山市民文化センター
4月26日 山梨県立県民文化ホール
5月2・3日 福岡サンパレス
5月9日 金沢歌劇座
5月10日 富山市芸術文化ホール
5月16・17日 ぴあアリーナMM(横浜)
5月30・31日 ゼビオアリーナ仙台
6月21日 山形県総合文化芸術館
6月27日 ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ広島県
7月11・12日 大阪城ホール
8月16日 ナゴヤドーム

なんと、千秋楽はナゴヤドームです。1ヶ月開いていますが、これは東京オリンピックの期間中はライブをしないという方針のためです。

以前から、東海地方のファンの間で「ナゴヤドームでやってほしい」という声がありましたが、ようやく実現します。そして、2017年を除き毎年恒例の球場でのライブは、久々に関東以外でやります。

2009年 西武ドーム
2010年 西武ドーム
2011年 東京ドーム
2012年 千葉マリンスタジアム
2013年 西武ドーム
2014年 横浜スタジアム
2015年 西武ドーム
2016年 東京ドーム
2016年 阪神甲子園球場
2017年 (球場では開催せず)
2018年 西武ドーム
2019年 千葉マリンスタジアム
2020年 ナゴヤドーム

12球団の本拠地のうち、ナゴヤドームは6か所目で、半分制覇するということになります。

*1:某所で、NV200バネットと間違えた人がいた

*2:会場の都合上、京都では出てこなかった