神戸市バスのLCD表示機

行き先表示がLCD(液晶)になったわけではありません。運賃表示器の話です。鉄道ではLCD案内表示機が結構普及していますが*1、バスではあまり普及していません。確認できたのは今日帰りに乗った1台だけで、まだ装備されていない車も多数あります。

以前はどこのバス会社でもLED式運賃表示器*2が使用されていました。さらに以前はスクロール式(停留所を通過するたびに幕が中でくるくる回る。2000年頃の神姫バスでは健在だった)、もっと前には一枚物の大きな板とか、ページをめくるタイプもあったそうです。

新しいLCD表示機では、鉄道用のものと同じくひらがな*3も表示できるのですが(例:「阪急六甲」⇔「はんきゅうろっこう」)、均一区間では「おとな200円」「こども100円」のまま出っぱなし。大きさとしてはパソコン用の15インチLCDモニターが2つ並んだようなものなのですが、継ぎ目が気になって仕方ありません。

あと、運賃箱はICカード対応型に更新。神戸市バスももうすぐPiTaPa導入か?

*1:関西では321系阪急9000系(全車)・阪急9300系(9303F)・泉北高速鉄道7020系・近鉄アーバンライナーnext近鉄アーバンライナーplus

*2:ただし、神戸市バスなど均一運賃区間の場合、運賃表がいらないため鉄道と同じくフリーパターン表示と時計のみのものが使われている

*3:209系・E217系E231系LCDディスプレイ装備車除く)など、カタカナ表示のものもある