「アニメの声優はどうやって決めているの?」…もちろん、オーディションをやって決めているのです。実際、ラジオのトークで「あのアニメのオーディションを受けて…」などというネタが出てくることが多々あります。ただ、オーディションではなく作者の希望で決めることもあり、有名な例では「ハヤテのごとく!」のメインキャストは作者の希望で決められたという例があります。
しかし、この10月の新作にはちょっと変わった例があります。
この10月からTBSで放映される『けんぷファー』ですが、声優は「原作の設定に基づいて」決めているのです。どういう設定なのかというと…
美嶋紅音:声は「いがらっぽい堀江由衣」
セップククロウサギ:声は「口の悪い田村ゆかり」
カンデンヤマネコ:声は「水樹奈々みたい」
声の特徴を実名を出して書くなんて…間違いない、作者は絶対に声優オタクや! 暗に「アニメ化するなら、キャスティングはこんな感じで」という希望を出しているような。
ちなみに似たような例では、『乃木坂春香の秘密』に能登麻美子がほぼそのまま出てくるというのもあります。