見つけたよ、奈々ちゃんのサンクチュアリィを。
みのりんに続いて、今度は奈々ちゃんのファンクラブイベントにも行ってきました。そのためだけに5万円もつぎ込んで日本武道館まで行ってきました。
道中記
今年から、関東方面への遠征には西明石朝6時ちょうど発の「のぞみ100号」を利用することにしました。奈々ちゃんのイベントに出席するため、無理を承知で7号車の7番をリクエストしたら取れてしまいました。
700系時代は3時間かかっていましたが、N700系になってからは3時間以内で行けるようになりました。
そして、東京駅から武道館へは東西線で移動します。東京駅には丸ノ内線しか通っていないのですが、東西線の大手町駅は「大手町駅」の中でも最も東京駅に近く、東京駅の構内にも乗り換え案内があり、地下でつながっています。
前回は長丁場。そして今回も…
2011年に開催された第5回のFCイベントでは、15時に開演して21時すぎに終了という、「加古川より向こうの人はもう帰られへんね」を地で行く長丁場でした。
今回は今回で、「ナナトーーク!」の時間が予定を1時間もオーバーしてしまい、4時間かかりました。ただ、19時過ぎに終わったので、「これは日帰りでも行けたな」と思いました。
パクリではない、オマージュである。
奈々ちゃんのFCイベントでは、さまざまなバラエティ番組をオマージュした…というよりパクった企画があります。過去には「アメリカ横断ウルトラクイズ」や「パネルクイズ アタック25」がありました。みっしー氏*1の趣味*2が丸出しです。
で、今回は何をパクったかというと、「アメトーーク!」でした。「奈々ちゃん大好き芸人声優」を、両日で5人ずつ呼んで“くくりトーク”を展開しました。
土曜日 | 日曜日 |
---|---|
小野坂昌也 | 杉田智和 |
かかずゆみ | 置鮎龍太郎 |
保志総一朗 | 井上喜久子 |
柚木涼香 | 瀬戸麻沙美 |
水沢史絵*3 | 田野アサミ |
1時間半のはずが2時間半なので、正確なタイトルは「ナナトーーーーーク!」じゃないのか、と突っ込みたくなりました。「ー」1本で30分という意味があるからです。*4
奈々ちゃんの15年
今年、奈々ちゃんは歌手デビュー15周年を迎えます。なので、「ナナトーーク!」はこの15年をゲストのトークで振り返ろうという「NANA MIZUKI HISTORY」から始まりました。
5歳のころからレッスンを受け始め、14歳のときに地元ののど自慢大会で優勝して翌年上京しました。その時の映像が残っており、もちろん流されました。NHKでも見たことがあります。
堀越高校の卒業アルバムには、後に作詞家となって奈々ちゃんに歌詞を提供しているSAYURIも一緒に写っていました。
2000年代後半以降はほとんど「声優史上初」のことばかりで、紅白出場が決まったときは親戚のおばちゃんみたいになってしまった…のは柚木涼香でした。さらに、初期のころはアイドル丸出しだと思っていたのが、カラオケに行って「こいつは本物の歌手だな」と思ったとのことです。
小野坂さんは…“昌鹿野編集部”のノリ丸出しでした。やたらと奈々ちゃんを褒めまくるので“三大天女”が“四大天女”になるのでは?と思いましたが、帰ってきてから調べるとすでに“五大天女”になっており、これで“六大天女”やな、と思いました。
歌詞が読めない!
奈々ちゃんといえば、歌詞で普通では考えられない読み方をさせることで有名ですが、これにはちゃんと意味があり、ダブルミーニングとのことです。歌詞カードを読むときと、実際に聞いたときで2つのとらえ方ができるように、とのことでした。
しかし、これに小野坂さんは…「中二じゃねぇか!」と突っ込んでいました。
子供と老人、最古参
今回は会員制のイベントなので、参加者の情報はすべて握られています。その中には、下は10歳から上は82歳、会員番号が「4」の人、誕生日が1980年1月21日の人、イベント当日が誕生日の人などいろいろいます。
奈々ちゃんは紅白に出て中高年のファンを獲得したのでは?と思いましたが、本当にいました。
奈々ソンベスト20
事前アンケートで、好きな曲を1曲ずつ投票しました。「1曲ずつ」なのは、15年分あって数が多いためで、2007年までと2008年以降のものに分かれていました。
これも、CDTVのパクりオマージュでした。
2000年~2007年 | 2008年~現在 | |
---|---|---|
20位 | あの日夢見た願い | 悦楽カメリア |
19位 | ヒメムラサキ | Love Brick |
18位 | 星空と月と花火の下 | GUILTY |
17位 | Justice to Believe | 天空のカナリア |
16位 | Heart-shaped chant | SCARLET KNIGHT |
15位 | You have a dream | FEARLESS HERO |
14位 | アオイイロ | |
13位 | BRAVE PHOENIX | 禁断のレジスタンス |
12位 | 残光のガイア | undercover |
11位 | ミラクル☆フライト | PHANTOM MINDS |
10位 | suddenly ~巡り合えて~ | DISCOTHEQUE |
9位 | Crystal Letter | NEXT ARCADIA |
8位 | Tears' Night | VIRGIN CODE |
7位 | SUPER GENERATION | 終末のラブソング |
6位 | 愛の星 | |
5位 | POWER GATE | |
4位 | New Sensation | POP MASTER |
3位 | Pray | Astrogation |
2位 | innocent starter | BRIGHT STREAM |
1位 | ETERNAL BLAZE | 深愛 |
それぞれで7位と1位の曲を生で披露していました。1位は予想しやすいのですが、7位は予想が付きませんでした。
奈々ちゃんにやってもらいたいこと
「もっともファンクラブイベントらしい企画」として、「奈々に7つのお願い」がありました。
- 書道で好きな言葉を書いてもらう
- 愛媛県産オレンジをアーンで食べさせてもらう
- 好きな私物にサインしてもらう
- 『Angel Blossom』ののぼりにサインしてもらう
- オリジナルのバースデーCDを作成してもらう
- ハグしてもらう
- LIVE ADVENTUREのセットリストの1曲を決められる
さすがにバースデーCDはその場で出来上がらないので、当たった人は奈々ちゃんと握手してそのまま帰りました。
7人中5人は2階スタンドに座っていました。たまたまなのか、それとも2階スタンドの客を当たりやすくしていたのか…。
これで当たっていたら、みのりんに続いて奈々ちゃんのそばに立てるということになっていました。
ちょうど7曲
奈々ソンベスト20のうち、7位と1位の曲を2曲ずつ披露していましたが、これと併せて最初は「ドリームライダー」と「NANA色のように」、最後に「Angel Blossom」を披露していました。これで、ちょうど7曲です。
哀愁トワイライトエクスプレス
来たる6月17日(梅野隆太郎の誕生日)に発売される、LIVE THEATERのBlu-rayですが、その中から「哀愁トワイライト」を先行公開していました。
神戸のジャズバーか「ビルボードライブ大阪」あたりで披露しても違和感がない仕上がりでした。
旗は持たずに…
最後は最新曲「Angel Blossom」で締めました。今回はみんなでサビの振付をやるということで、TEAM YO-DAも交えて練習しました。実を言うと、Blu-rayを見ないで武道館に乗り込んできました。
振付の練習と聞いて、長年みのりんのファンも兼務しているためついつい「2~3回やれ!」「最後は“じゃん!”やろ!」と突っ込まずにはいられませんでした。旗がないだけでやることは全く同じです。
夏のツアーに向けて、Blu-rayを見てもう一回練習します。
またしてもアリーナ
武道館は2回目(前回はみのりんの10周年記念公演)でしたが、その2回ともアリーナでした。今回はA-8ブロックだったので、端に寄り過ぎだったみのりんの時よりは見やすかったです。
でもって、チケットを2回見せる必要があるのは甲子園のTOSHIBAシートと同じです。