http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1432015565.pdf
山陽電車では、2000年に直通特急を増発するため5030系の中間車8両を入れて(既存の5000系の4両編成に挟んだ)以来新造投入されず、最近は3000系・3050系のリニューアルでその代わりとしていました。
しかし、最古の3000Fはすでに新造から50年以上経過しており、いくらアルミ車体で長持ちするとはいえ50年ともなると老朽化が隠せません。3004F以降は、神戸高速鉄道の開業に伴い乗り入れ対応車両を大量に必要としていたという事情からコスト面で有利だった普通鋼に戻され、3050系に移行しても3064Fまではこのまま増備が続きました。南海本線ほどではありませんが海に近いところを走る区間があり、塩害で車体が老朽化していることも考えられます。
このたび、5030系以来実に19年ぶりの新形式として「6000系」が導入されることになりました。21世紀初、そして20年近く新規設計していなかったため、大幅なシステムチェンジがなされています。
- 足回り
- インテリア
- ラインデリア(5000系にはなかったので、6000系が山陽初)
- LED照明
- 袖仕切り(東京メトロ16000系と同じタイプ)
- LCD案内表示器
- 戸閉め減圧機構
デザインは、顔こそ独自のもの(というよりは227系と5000系を掛け合わせたような感じ?)ですが阪神1000系の色違いといえます。
3両編成を基本としていますが、2編成繋いで直通特急の運用に入ることもできます。今年度は手始めに2編成導入します。