第4次声優ブーム?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20090526/1026536/
やっぱり、“声優アーティスト”のトップといえば水樹奈々*1なんやね。
以前は、アニメのキャラクターと声優は不可分な存在として考えられていましたが(少なくとも第2次声優ブームあたりまで)、1990年代半ばの“第3次声優ブーム”あたりからは、声優事務所とレコード会社が組んで声優をアーティストとして売り出すという戦略に打って出ました。もっといえば、キャラクターを通して、ではなく声優自身を前面に押し出すという戦略であります。
ビジネスとしてのメリットは次のようなものであります。
- 声優自身が歌番組に出演してくれれば、作品自体の宣伝になる*2
- 声優が人気を獲得してくれれば、声優以外の仕事もビジネスになる
- コアなファン*3が多いため、マーケティングの面でもCDの売り上げやイベントの観客動員数を予測しやすいということからメリットが大きい
その一番わかりやすい例が歌手活動で、最近ではアニメ・声優関連の曲がしょっちゅうオリコンチャートの上位に食い込み、チャートをにぎわせています。CDの売り上げだけではなく、コンサートでもその人気ぶりがうかがえます。“第4次声優ブーム”ともいえます。
“声優アーティスト”の代表としては、水樹奈々のほかには田村ゆかり・戸松遥・平野綾などがあげられます。
ちなみに、最初のページに出ている8人の顔写真のうち、顔と名前が一致するのは水樹奈々・田村ゆかり・戸松遥・平野綾・堀江由衣。