日本のアニソンを楽しむ時間
アニメというエンターテインメント、声優という職業がここまで注目を浴びているのは、おそらく日本だけでしょう。そんな日本のアニソンを楽しむ特別企画として、年明け早々「MUSIC JAPAN」新世紀アニソンSP2が昨夜放送されました。
曲名 | 歌手 | 作品 |
---|---|---|
Dear My Friend-まだ見ぬ未来へ- | ELISA | とある科学の超電磁砲 |
光の旋律 | Kalafina | ソ・ラ・ノ・ヲ・ト |
SKILL | JAM Project | 第2次スーパーロボット大戦α |
ジェリーフィッシュの告白 | 中島愛 | こばと。 |
YAHHO!! | 堀江由衣 | かなめも |
PHANTOM MINDS | 水樹奈々 | 魔法少女リリカルなのは the MOVIE 1st |
pink monsoon | May’n | 劇場版 マクロスF |
ライオン | May’n / 中島愛 | マクロスF |
霊喰い | 妖精帝國 | 喰霊-零- |
「キラッ☆」は完全版までお預け
今回のトップバッターはまめぐ。まめぐといえば「キラッ☆」でおなじみの「星間飛行」で広く知られていますが、今回歌うのは『こばと。』のオープニング曲「ジェリーフィッシュの告白」。NHKなので当たり前でしょうが、NHKのアニメの曲を必ず1曲入れるようになっています。
「星間飛行」は今回流れなかっただけで、完全版では流れます。
アニソン界の89年トリオ
ELISA、まめぐ、May’n部長。この3人の共通点は「1989年生まれ」。つまり、今年成人式を迎えたということであります。折しも、その翌日は各地で成人式が行われるのでした。
MBSのアニソン3連発
ELISAの最新曲「Dear My Friend-まだ見ぬ未来へ-」。『とある科学の超電磁砲』のEDテーマとして知られています。この前買ったばかりの曲であります。ここから「MBSのアニソン3連発」が始まります。
続いて、May’n部長の新曲は、シェリル・ノームのデビュー曲ということになっている「pink monsoon」。どういうわけか、May’n部長はアニソン以外の企画でも呼ばれることがあるのです。
せっかく2人そろったら…
「まめぐとMay’n部長が共演」となれば、もちろん歌うのはこの曲。『マクロスF』の2代目OPテーマ「ライオン」。いつもは端折ることが多いのですがこの曲に限りフルコーラス歌っていました。
「MBSのアニソン3連発」はこれでおしまい。
ファンは「臣民」、コンサートは「式典」
ものすごく独特な雰囲気を醸し出していることで知られる妖精帝國。ファンは「臣民」、コンサートは「式典」と称されています。
「なぜ人間界で活動しているのか?」→ゆい様「人間たちが妖精を信じる純粋な心をなくしてしまい、妖精帝國が滅亡の危機にある。妖精を信じる純粋な心を取り戻させるため」
ちなみに、妖精帝國の領土は杉並区、中野区あたりまでで、最近は保土ヶ谷あたりまで広がっているとのこと。中央線から東海道線へえらい飛んだな…。
お金をかけずに声優になったほっちゃん
「HEY!HEY!HEY!」以来、実に3年ぶりの音楽番組出演となるほっちゃん。前は歌っていなかったのですが、今回は歌います。初めて自ら作詞した「YAHHO!!」。
ほっちゃんにはちょっと笑ってしまうエピソードがあり、「養成所でオーディションをやっており、合格すると“特待生”として学費一切がタダになる。それに合格してタダで声優になった」というものでした。曰く「タダなら危ないことはない」
ほっちゃんといえば以下のようなファンとのやり取りがお約束となっており、「HEY!HEY!HEY!」でもやっていましたが、NHKだったせいかやっていませんでした。
「回って〜」→1回転回る→「かわいい〜」→「みんなの方がかわいいよ♡」→「ほっちゃんにはかなわな〜い」→「照れるなぁ〜」→「そんなに照れるなよ〜」→「私は?」→「最高〜」
本名がばれちゃった
声優史上初のNHK紅白歌合戦出場を果たしたことで知られる奈々ちゃん。その原点というべき、地元ののど自慢大会(ここでスカウトされた)の映像をNHKが入手!
ここでは司会者の声も入っているのですが、本名(近藤奈々)がばればれで、全国に流れてしまいました。
全力全開、必死のパッチ
でもって、奈々ちゃんは劇場版“リリカルなのは”のOPテーマ「PHANTOM MINDS」を引っ提げてやってきました。しか〜し!この曲はまだ発売前。「発売前の曲は流さない」という暗黙の了解があるはずなのに…
ところで、「全力全開」は“リリカルなのは”発祥のセリフなのに、これはなのはのセリフなので、ゆかりんが言わないとおかしい。奈々ちゃんはどちらかというと(阪神ファンなので)「必死のパッチ」のほうが似合うw
日本のアニソンを世界へ
大トリを飾るのは、日本、いや、世界を代表するアニソン歌手ユニット「JAM Project」。JAMは「Japan Animationsong Makers」の略だそうな。初期のメンバーには、“ポケモン”のサトシ役で知られる松本梨香や、アニソン界の“アニキ”こと水木一郎*1がいました。現在のメンバーは影山ヒロノブ・遠藤正明*2・きただにひろし・奥井雅美*3・福山芳樹*4であります。
もともとは、水木一郎が「21世紀へ古き良き“アニソン魂”を残したい」と言い出したのが始まりで、今年10周年を迎えます。
ゲームの曲なのですが、「SKILL」。「I can fly! You can fly! We can fly!」「motto,motto!」…ものすごい激しい曲やね。JAM Projectはこういう曲が得意なんかな? 「もってけ!セーラーふく」をカバーした時は誰もが驚いていました。