みのりんの前史を探る
- アーティスト: 茅原実里
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2004/12/22
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- アーティスト: 茅原実里,Yuko Ebine,Keiko Kimoto,Takahiro Ando,Nobuhiro Makino
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
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ああいうことがあったからというわけではありませんが、「純白サンクチュアリィ」以前のみのりんはあまり知らないので聴いてみることにしました。
“ハルヒ”でブレイクして以来、ランティスの看板歌手として知られているみのりんですが、デビューは2004年ということで今年で10年目、中堅どころといえます。「純白サンクチュアリィ」で再デビューする前は、キングレコードからアルバムを1枚、avexからシングルを1枚出しただけでした。
ランティスから再デビューして以降は、奈々ちゃんがもう一人いると言っても過言ではない*1ほどの実力派として売り出しているのですが、「HEROINE」ではどちらかというと、アイドル寄りの路線で売り出そうとしていました。ただ、さっぱり売れなかったうえに声優業でも鳴かず飛ばずで、それ以降目立った歌手活動はしておらず、秋葉原で路上ライブをやっていたこともありました。
現在、みのりんの曲はどんなものが多いかというと、「HEROINE」の3曲目「マリオネット」みたいなものが多いのですが、これは歌手活動を再開するに当たってどのような感じで売り出せばいいか相談していたところ、この曲のような感じでいけばいい、とランティスからアドバイスがあったためです。
みのりんがキングレコードに残っていたとしたら、奈々ちゃんと並ぶ2枚看板、もしくはゆかりんやほっちゃんも合わせて“四天王”になっていたかというと、YesかNoかは言い切れません。むしろ、ランティスに移籍して方向性が定まったから売れたのであって、キングレコードに残っていても埋もれるだけだったかもしれません。そういう意味では、中日から阪神に移籍してレギュラーをつかんだ新井良太みたいな感じでしょうか。
“ハルヒ”の3人娘の声優陣で、みのりんだけはノーマークだったのですが、「純白サンクチュアリィ」を聴いて考えを改めました。そして、「“ハルヒ”の3人娘の声優陣で、奈々ちゃんと対等に張り合えるのはみのりんだけ」という結論に至りました。その後いろいろあって残りの2人がフェードアウトしてしまったため、本当にそうなってしまったのは予想外でしたが。