フロッピーディスクをもう一度

昔はパソコンといえばフロッピーディスクドライブ(FDD)が必ず付いていて、中には2台装備*1しているものもありました。ちょっとしたデータの取り扱いに便利で、もしトラブルがあった際にはあらかじめ用意しておいた起動ディスク*2を押し込んで起動することもできました。

ところが、フロッピーディスクは「容量が小さい」「読み書きが遅い」「耐久性がいまいち」という理由で最近は嫌われるようになり、今売られているパソコンのほとんどがFDDを装備していません。オーダーメイドならば注文してつけてもらうこともできるのですが、それでも付いていない機種が大多数を占めます。以前、パソコンを更新した際に、フロッピーディスクを使おうとしたら、FDDがあるべき場所にはメモリーカードリーダーが入っていました。

そのため、ここ数年フロッピーディスクを使うことがなく、USBメモリやSDカードにフロッピーディスクの役目を受け継がせていました。

ところが、USB接続の外付けFDDが格安で手に入りました。これは、Windows XP以降ならばつなぐだけで使えるという優れ物で、これまでため込んだフロッピーディスクがまた使えるようになりました。

ちなみに、Windows VistaはパソコンにFDDがないのが当たり前の時代に出たOSですが、ちゃんと対応しています。

FDDは中古品を手に入れたのですが、実はI-O DATAやバッファローのカタログには現行製品として載っており、店にもちゃんと置いてあります。また、最近ではFDD付きのメモリーカードリーダーなるものがあります。

*1:昔はHDDがないパソコンが多かったため、片方に起動ディスクを入れ、もう片方にデータ保存用ディスクを入れて使っていた

*2:最近のFDDがないパソコンではCDやDVDでも起動できるようになっている