新しいカローラ、出た

先日、日本を代表する大衆車「カローラ」がフルモデルチェンジで10代目に突入。先代に当たるE120系は「これがほんとにカローラか?」というくらいにすっかり様変わり。少し大きめで、グラマラスな感じでした。

10代目カローラの形式ナンバーはE140系。「なんでE130系じゃないのかな?かな?」というと、9代目では日本向けと欧州向けにプラットフォームを作り分けていて、欧州向けに「E130系」を振ったから、だそうです。この10代目カローラも、日本向けと欧州向けにプラットフォームを作り分けています。欧州向けはE150系。
変わったのはネーミング。セダンに「アクシオ」なるサブネームがつきました。従来は、セダンはサブネームなし、ワゴンは「フィールダー」、ハッチバックは「ランクス」とつけていたのですが、セダンにまでサブネームがついたのはこれが初めてです。ってことはだよ、将来的には「カローラ」の名をはずして「アクシオ」だけにしてしまう*1とか…そんなことはないか。
カローラとしてのハッチバックモデルは今回より廃止*2、欧州向けのプラットフォームを使って「オーリス」なる名前で、ネッツ店専売車種になります。欧州向けのプラットフォームを使うので、3ナンバーだそうな。

そういえば、セダンには全車バックモニターが標準装備で、最上級グレードにはZERO CROWN(S180系クラウン後期型)ですっかりおなじみになった「キーインテグレーテッドウォッチ」もつくそうな。

1.5リッターと1.8リッターに統一される、ということですが、これは1.3リッターを残すとベルタとかぶるからでしょう。

*1:プレミオ(←コロナ)などで実例あり。

*2:国内仕様では、8代目(E110系)でもハッチバックはなかったし、そもそもカローラハッチバックが設定されたのはE80系(カローラFX)から。