やっと謎が解けた

先日、東二見に阪神8901形と阪神2000系が相次いで回送された件ですが、あとでいろいろ調べてみた結果、ようやく謎が解けました。

どういうことかというと、これがまた単純な話で「尼崎車庫がパンク状態だから」です。なぜパンクしてしまったのかというと、1000系の6両編成が一気に3本も搬入されたからです。これで1000系は6両編成が6本、2両編成が8本体制であります。

まだ桜川の引き上げ線*1は使えず(ただし、これから使えるようになったとしても、終日車両を置いておくと近鉄側の列車運行に支障が出る)、石屋川も収容力の面で問題があり(84両しか入らない)、御影の留置線は緊急時に備えて空けておかないといけないうえに夜間留置があるためにここも使えず、山陽電鉄に要請して東二見に置かせてもらっている、と考えた方が自然であります。東須磨や飾磨でもよさそうなのですが、収容力では東二見に及びません。ただ、この2編成ともにいったん東須磨に入庫し、深夜に東二見へ移動しているのです。東須磨はよほど収容力がないってことか?

では、これから先どうなるのかというと、これがまたわからないのです。東二見でそのまま廃車になるか、車庫に余裕ができ次第帰るのかわかりません。

*1:近鉄難波駅にはもともと引き上げ線が3本あったが、そのうちの2本を本線として使用し、減った2本分を桜川に移設