元の色になると…?

http://railf.jp/news/2009/08/20/165000.html

最近は塗装を昔のものに戻す「リバイバル塗装」というのが流行っており、以下のような例が知られています。

車両 塗装 実施年 名目
近鉄6800系 オレンジに白帯 1987年 登場30周年記念
近鉄900系 クリームに青帯 2001年 奈良線大型車登場40周年記念
415系 国鉄交直流電車標準塗装 2001年 常磐線電化開業40周年記念
京阪1900系 京阪特急カラー 2003年 淀屋橋延伸開業40周年記念
東武8000系 ベージュ+オレンジ 2004年 東武東上線開業90周年記念
南海7100系 濃淡グリーン 2005年 創業120周年記念
京阪1900系 京阪特急カラー 2006年 登場50周年記念
200系 白+緑 2007年 東北・上越新幹線開業25周年記念
0系 白+青 2008年 0系引退記念

多くの場合は節目ごとにリバイバル塗装をやる場合が多いのですが、0系や新前橋の165系東急7200系東急8000系小田急2600形など引退記念でリバイバル塗装をするのも決して少なくないのです。近鉄900系でも、表向きには「奈良線大型車登場40周年記念」ということになっていたのですが、旧塗装の編成でさよなら運転をやったのと、引退前に塗りなおされたことを考えると実質的には引退記念のリバイバル塗装ということになります。

で、今回は119系が初期の塗装になって出てきました。119系の塗装は3種類あり、現行の211系もどき*1、かつての「するがシャトル」色、そして初期の塗装。

117系も旧塗装に塗りなおされますが、2010年以降313系を投入することになっており、過去の例を踏まえると117系・119系*2ともに廃車が近いということになります。または、佐久間レールパーク(実質上、金城埠頭の「JR東海博物館」に移転する形で閉館)のさよならイベントに使うか…?

そのうち、向日町のキハ181系国鉄特急標準色に塗りなおされたりして…。

*1:かつてのJR東海標準色で、103系キハ11の初期車も同じ色。ただ特急車両は新幹線カラーの371系を除きもともとオレンジの帯しか巻いておらず、311系以降は近郊型も帯がオレンジだけになった

*2:もっとも、JR東海の電車で廃車が近いのはこの2つしかないが