2009年に予定されている阪神・近鉄の相互乗り入れに向けて、乗り入れ対応車両「1000系」が登場することになりました。
近鉄と相互乗り入れということで、「シリーズ21を18mに縮めたような車になるのかな?かな?」と思っていましたが、ふたを開けてみれば9000系を髣髴とさせるデザインに、9000系以来10年ぶりのステンレスボディだ…。ちなみに、“レーザー溶接のステンレスボディ”なので、メーカーは川崎重工業で決まりでしょう。この前E231系のボディをレーザー溶接で組み上げて報道発表をしていたような…。
ついでに、色は9300系の「ジャイアンツカラー」ではなく、ドアだけオレンジ、というカラーリング。
編成は、TcMMMMTcが1本、cMTc(近鉄風に書くとこうなる)が2本。最大10両までOK、だそうな。
ATS・列車無線・種別選別装置は阪神・山陽・近鉄の3社対応にするとか。その気になれば姫路から奈良まで行ける…。
ところで、阪神は18mで近鉄は21mです。阪神の車が近鉄に乗り入れるのは一向に構わないのですが、その逆はちょっと…。6両編成だと阪神は108m、近鉄は126mで、この差をどうやって吸収するのか、が問題になります。どうするのかな?かな?