鉄道電化の日

52年前の今日11月19日、東海道本線のうち最後に残った米原〜京都間が電化され、東海道本線の全線電化が完成しました。それを記念して、1964年より鉄道電化協会がこの日を「鉄道電化の日」として定めています。

東海道本線が初めて電化されたのは、1909年に現在の京浜東北線の一部にあたる区間で電車を運行したのが始まりで、その後は以下のように電化が進められていきます。(貨物支線は除く)

  • 1909年:烏森(新橋)〜品川
  • 1910年:呉服橋*1〜有楽町〜烏森(新橋)
  • 1915年:品川〜桜木町*2
  • 1925年:横浜*3国府津
  • 1926年:国府津〜小田原*4
  • 1928年:小田原〜熱海
  • 1934年:吹田〜神戸*5・熱海〜沼津*6
  • 1937年:京都〜吹田
  • 1949年2月:沼津〜静岡
  • 1949年5月:静岡〜浜松
  • 1953年7月:浜松〜名古屋
  • 1953年11月:名古屋〜稲沢
  • 1955年:稲沢〜米原
  • 1956年11月19日:米原〜京都

*1:東京と神田の間にあった駅。東京駅開業とともに廃止

*2:初代横浜駅

*3:2代目横浜駅。現在の高島町あたりにあった

*4:当時は「熱海線」という別の路線だったがのちにこのルートが東海道本線になる

*5:実際は神戸から先、須磨まで一気に電化された。その後すぐ明石まで電化、1944年、西明石駅開業とともにさらに延伸

*6:丹那トンネル経由の新線