Windows 10を導入&PCにも指紋認証

ちょうど5年前、Windows XPのサポートが終了をするのを機に、Windows 7に乗り換えた人は多数いると思いますが、今度はそのWindows 7も2020年にサポートを終了します。
そのため、MicrosoftではWindows 10への乗り換えを勧めていますが、近所の電気屋さんに行くと、Homeタイプでも17000円、Pro仕様だと26000円もします。これをPCの数だけ買うとなると相当な額の出費です。

2016年まで、Windows 7Service Pack 1)/8.1の使用者を対象に無償アップグレードを実施していましたが、まだWindows 7を使う、と決めていたため*1、アップグレードはしませんでした。

なので、サポート期限切れを目前にして、どのようにして乗り換えようかと考えていました。それなりの費用が掛かることは覚悟していましたが、実は2019年4月現在でも無償アップグレードができてしまいます。

www.microsoft.com

ここでダウンロードをして、そのままインストールするなり、USBメモリやDVDに入れるなりして手元に用意しておけばOKです。これで、Windows 10への乗り換えのめどがつきました。
PCのスペックにおける最低条件は満たしており、あとは入れればOKというところで、実際に入りました。現時点での最新バージョンは1809です。*2

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Windows 7時代のデスクトップ

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Windows 10に乗り換えた後のデスクトップ

各種アプリケーション・ドライバ類を10対応のものと入れ替えて、これで完成です。

そして、10にあって7にはない機能「Windows Hello」を活用することにしました。この中の機能の一つに「生体認証」があり、顔認証や指紋認証をしてパスワードを打ち込む手間を省くということができます。スマートフォンではすでに使っていますが、パソコンでは初めて使います。7でも指紋認証はできないことはなく、実際に導入も考えていたのですが、指紋センサーに付属のドライバなどを入れなければならないなど結構設定が面倒なので、10に乗り換えて簡単に導入できるようになってから実行に移しました。

メーカー製のパソコンでは指紋センサーが内蔵されているものもありますが、そうでなくてもUSB接続の指紋センサーが売り出されています。新宿西口駅の前のカメラ屋さんの通販で、かなり安いものが出ていたのでこれを買いました。

これをUSBポートにつなぐとすぐセットアップが始まり、アカウント設定*3Windows HelloのPINコードを設定し、「サインインオプション」で指紋を登録すると、次回からは指紋を読ませるだけでログインできます。

実際、これを使うとログインが素早くできるようになりました。

ここまでチューンナップした

Before After
CPU Intel Core i7 4710MQ (現状維持)
RAM 8GB(DDR3L-1600) 16GB
OS Windows 7 Professional Windows 10 Pro*4
起動ディスク 1TB HDD 256GB SSD
データディスク 2TB HDD(外付け) 2TB HDD(内蔵)
無線LAN IEEE 802.11b/g/n
(2.4GHz帯のみ)
IEEE 802.11a/b/g/n/ac
(5GHz帯対応)
Bluetooth (非対応) Ver 4.0
生体認証 (なし) 指紋認証

*1:当時は出たばかりのOSということもあり、トラブルも多く、使える周辺機器もあまりなかった

*2:Windows 10は毎年春と秋に新バージョンが公開され、インターネット経由で自動的に入ってくる。1809は「2018年9月版」という意味だが、実際に入るのは数か月遅れる。サポート期間は公開から18か月間で、常に最新版を入れている限り使い続けることができる

*3:10にも7のようなコントロールパネルはあるが、また別に歯車のアイコンの「設定」アプリがあり、そこから呼び出す。10ではコントロールパネルより設定アプリがメインとなっている

*4:無償アップグレードする際は、アップグレード前と同じエディションでないといけない