M-Smile Presents HALLOWEEN PARTY 2018 -EMMA- 大阪

ここは、天国ですか。

みのりんのファンクラブイベントは毎年開催されていますが、今年は演劇に初挑戦です。
以前、座長公演という名の朗読劇をやりましたが、そこから先に進んで、今度は演劇です。声優・歌手に加えて女優と、3足のわらじをはくことになりました。

出演者

座長公演で協力を仰いだ、劇団5454(ランドリー)に今回も協力してもらっており、今回はその劇団員も何人か出演してもらっています。

  • 茅原実里
  • 春陽漁介(脚本・演出も兼任)
  • 板橋廉平
  • 村尾俊明
  • 榊木並
  • 高野アツシオ
  • 馬場一人(特別出演)

座長公演と似ているようで?

今回は、前半が演劇で後半がミニライブという構成でした。この構成に見覚えがあるような…と思いましたが、奈々さんの座長公演とは前半と後半が逆になっています。
2曲ずつ歌いましたが、昼と夜で曲が変わっています。「夢幻SPIRAL」は昼夜共通でしたが、1曲目は昼公演が「奇跡」、夜公演が「Little Wing」でした。

閻魔の部屋

作中で、魂が閻魔様(みのりん)のヒヤリングを受けるというシーンがありますが、そのシーンでのセットに見覚えがありました。「徹子の部屋」です。何となく似ているような気がしました。

途中で、黒瀬さん(ファンクラブのスタッフ)と宍戸さん(マネージャー、しーちゃん)が呼ばれて話をしていたのですが、FCイベントということでみのりんのライブなどに足しげく通っている人が多いため、行かないとわからないネタが多数でした。特に、しーちゃんは河口湖で踊らされていたのですが、ここでも踊らされました。

2年連続とはいかず

そして、ヒヤリングは各公演で3人ずつ観客が呼ばれることになりました。しかも、その中に顔見知りの人が何人もいました。

昨年、ステージに呼ばれてみのりんと一緒に歌ったので、今年も呼ばれるのではないかと期待していましたが、今年は呼ばれませんでした。

握手会

今年も、最後は握手会で締めました。今回は昼と夜の2回とも参加したため、2回握手できました。

その前に、みのりんのラジオに「秋葉原のSHOPチロルチョコに行き、そこでチロルチョコのバッグを買い、これを持って公開生放送に行った」というメールを出して読まれました。みのりんはまだSHOPチロルチョコに行ったことがないとのことだったので、そのバッグを持って1回目の握手会に臨みました。

いつ行っても、みのりんの手の感触は最高です。手を放したくありませんでした。

JR九州の駅番号

JRグループで駅番号を導入しているのは、長らくJR北海道JR四国だけという状態が続いていたのですが、2016年から本州3社も相次いで導入し、残るはJR九州だけというところまで進みました。

そのJR九州も、さる9月30日から北部九州地域に駅番号を導入し、JR旅客6社すべてが駅番号を導入しました。

番号のつけ方

番号のつけ方は、博多を通る路線(鹿児島本線福北ゆたか線)は博多を00として、博多から離れるにしたがって番号が大きくなります。これはJR北海道(札幌駅を01とする)に近いものとなっています。

しかし、それ以外の路線は番号の増える方向が一定していません。したがって、この下で路線ごとに説明します。

アルファベットは、1文字目はJR東日本と同じく「J」で統一し、2文字目は鹿児島本線をA(小倉・門司方面)、B(久留米・大牟田方面)として付けています。こちらも、アルファベットを振る順番に規則性が見られません。

鹿児島本線山陽本線

鹿児島本線博多駅を00として、両方向に番号が大きくなっていきます。

山陽本線は50番台に区分され、本州に向かって番号が大きくなります。JR西日本での駅番号がない下関駅にも番号が振られています。

  • 門司港:JA31
  • 下関:JA53
  • 門司:JA29・JA52
  • 小倉:JA28・JA51
  • 戸畑:JA25
  • 八幡:JA22
  • 黒崎:JA21
  • 折尾:JA19
  • 赤間:JA14
  • 福間:JA11
  • 古賀:JA09
  • 香椎:JA04
  • 吉塚:JA01
  • 博多:00
  • 竹下:JB01
  • 南福岡:JB03
  • 二日市:JB08
  • 原田(はるだ):JB10
  • 鳥栖:JB15
  • 久留米:JB17
  • 筑後船小屋:JB21
  • 大牟田:JB27
  • 荒尾:JB28

筑豊本線篠栗線

筑豊本線は運行系統が3分割されており、それぞれで番号が増えていく方向が異なります。

福北ゆたか線

この区間は単純で、博多から離れるにつれて番号が増え、筑豊本線に入ると鹿児島本線へ近づくにつれて番号が増えます。
一部の列車は折尾駅構内の短絡線経由で黒崎まで乗り入れますが、陣原・黒崎には鹿児島本線での番号だけ振られています。

若松線

折尾(JE01)から若松(JE06)へ向かって増えていきます。数字が増える方向は、「福北ゆたか線区間と方向は同じです。

原田線

この区間のみ、桂川~若松とは逆方向、つまり桂川(JG01)から原田(JG05)へ向かって番号が増えていきます。

香椎線

両側の駅でどの路線とも接続しておらず、鹿児島本線と接続する香椎駅篠栗線と接続する長者原駅はどちらも途中駅です。実際は、西戸崎から宇美までの連番となっています。

日豊本線

  • 小倉:JF01
  • 城野:JF04
  • 苅田:JF08
  • 行橋:JF10

長崎本線

日田彦山線

小倉~城野は日豊本線に乗り入れているという形ですが、日田彦山線での番号も別に振られています。

後藤寺線

筑肥線

筑肥線は電化区間と、唐津線への乗り入れ区間にある西唐津駅に番号が振られています。また、姪浜駅では地下鉄での番号「K01」も振られています。

「JK07」は、2019年に開業する「糸島高校前」に割り振られており、現状では欠番です。

さらば営団6000系

f:id:shana_haruka281:20160123164624j:plain
6120F(代々木上原にて)

1971年に登場し、デザインや技術の面で日本の地下鉄車両に大きな影響を与えた営団6000系。登場時のキャッチコピー「21世紀の電車」のとおり、21世紀に入っても千代田線の主力車両として長らく活躍し続けましたが、登場から40年以上が経過しており、更新工事を施工したとはいえ老朽化は隠せません。

2000年代に入って、老朽化や小田急でのATSの更新などもあり、6000系の置き換えが具体化しました。その前に06系が投入されていたのですが、増発用に1編成が投入されただけでこれ以上増えませんでした。さすがに設計の古い車両を入れるのは得策ではないので、16000系を投入して置き換えることになりました。チョッパ制御車は2012年までにすべて置き換えられ、しばらく導入されませんでしたが、今度はVVVF制御に改造した編成も置き換えることになり、2015年から導入を再開し、昨年までに37編成が揃えられました。

これに伴って6000系の置き換えが進み、最後は2編成が残るのみとなりましたが、10月5日の夜(綾瀬駅に19:37着)に定期運用を終え、13日から11月11日までは綾瀬~霞ヶ関を毎日1往復するという特別運行で、47年の活躍に幕を下ろすことになりました。

6000系のあゆみ

1次試作車

1968年に登場しました。世界初の電機子チョッパ制御の電車であり、全く例がないことからしっかり作り込むということで、まずは3両編成を作って試験走行をすることになりました。

この当時はまだ千代田線は建設中だったため、東西線で試験走行をしていました。東陽町西船橋から6001-6002-6003という編成になっています。試験中に千代田線の第1期区間(北千住~大手町)が開通しましたが、まだ試験中ということで東西線と同じ5000系が投入されました。

6001に三菱のチョッパ制御器、6003に日立のチョッパ制御器、6002に抵抗制御器を搭載し、メーカーごとの比較試験や、チョッパ制御と抵抗制御の比較試験を行っていました。

足回り以外でも新機軸が盛り込まれており、6003にワンハンドルマスコン(のちに東急や阪急で採用されるものとは異なり、縦軸式)が採用されたほか、電照式広告、リクライニング付きロングシートなども採用されていました。

試験終了後は抵抗制御に改造されましたが、7000系・8000系に採用されたAVF(自動可変界磁)チョッパ制御や、VVVF制御の試験も行われていました。

1979年に北綾瀬支線が開通すると、そこで使用する車両としてワンマン化改造され、足回りも5000系相当のものに取り換えられ、2014年まで走っていました。

1970年に千代田線に移籍した際、量産車が出たときに番号が被らないよう、綾瀬・代々木上原から6000-1・6000-2・6000-3という風に番号を変えられました。そのため、1次試作車は「ハイフン車」ということもあります。

ごく初期には騒音対策として床下をすべて包むスカートが付いていましたが、整備の際に取り外す手間がかかることから側面のものは撤去され、のちに正面も撤去されています。また、正面の帯も左右でつながっておらず、両側のヘッドランプのところで途切れていました。

  • 6000-1F:汽車製造

2次試作車

1次試作車での試験結果を踏まえて、オール動力車の6両編成で登場しました。今度は、動力車のユニットを複数組み合わせたときの誘導障害対策や、回生ブレーキをかけたときの問題点などの洗い出しが目的です。こちらも、投入当初は東西線に配置され、西船橋から6011-6012-6013-6014-6015-6016という、京急や昔の阪神電車のような番号のつけ方でした。

1次試作車とは異なり、スカートは最初からついていませんでした。また、車体裾が量産車より長く、小田急の車両限界からはみ出ていることから、小田急線に乗り入れられませんでした。正面の帯は1次試作車と同じく途切れていましたが、後になってつながりました。

量産車が登場後、汽車製造で仕様を統一する改造を施し、付随車4両を組み込んで10両編成化して本線で活躍しています。このときに6101Fに番号が変わりました。当初はオール動力車の6両編成で、後から付随車を組み込んだことから、量産車とは編成の構成が異なります。6101(旧6011、西船橋代々木上原方の先頭)はCM*1です。

1994年に冷房を取り付けるまでは、千代田線最後の非冷房車でした。1999年にVVVF化し、2016年まで走り続けました。

  • 6011F→6101F:川崎重工(10両編成化用の付随車も含む)

1次量産車

2回にわたって試作車を製作し、その結果を踏まえて、大手町~霞ヶ関の延伸開業時に量産車を投入しました。ようやく真打登場といったところです。

この量産車から、6000系の特徴として語られることの多い「キノコ型貫通路」が採用されました。貫通路を大きくして車内を広く感じさせるのが目的で、5・6号車*2の間を除き採用されています。

6113Fは営団地下鉄では最後となる、汽車製造で製造された車両でした。1972年に川崎重工に吸収合併されています。

2次量産車

1972年の霞ヶ関~代々木公園延伸開業に合わせて投入された車両で、1次量産車と大きな変更点はありません。

3次量産車

1978年の代々木上原延伸開業と、小田急線への乗り入れに合わせて投入されました。当初から小田急線への乗り入れ装備(OM-ATS・小田急の無線機・急行灯etc.)をしており、これ以前の車両にも追設されています。

チョッパ制御の半導体が、1300Vまで対応しているものから2500Vまで対応したものに変更されました。このほか、冬の寒さ対策として3・4号車の間と7・8号車の間に貫通扉が装備されています。

4次量産車

これ以降は輸送力増強のために投入されています。ただし、4次量産車のみ、千代田線の開業当初に走っていた5000系を東西線に移籍させるための穴埋めとして投入されています。

先に半蔵門線に登場した8000系の設計が一部取り入れられ、冷房を取り付けることを想定して車体の設計をやり直しているほか、側面窓の天地寸法が大きくなっています。

チョッパ制御器は、3次量産車までの強制風冷式から、フロン沸騰冷却式に変わり、低騒音化がなされています。のちのVVVF車でも、低騒音化や小型化のために水冷を採用しているものがあります。

5次量産車

このグループでは、天井が高くなるなど主に室内に変化が見られますが、足回りでは台車が両抱き式ブレーキから片押し式ブレーキに変わっています。このほか、コンプレッサーが01系と同じものに変わっています。

6次量産車

6000系では初めて、新造時から冷房が取り付けられました。ほかに目立つところでは、6100についていたパンタグラフが最初から付いておらず、他の車両ものちに撤去されました。

7次量産車

最終編成は、チョッパ制御の半導体VVVFインバータで採用されるGTOサイリスタに変更されました。それ以前に、制御器の更新工事を施工した編成では先に採用されていました。

このほか、運転席に車両の状態を表示するディスプレイを設けたほか、0シリーズでも採用されたドアチャイム・車内案内表示装置・自動放送装置が付きました。

*1:他社では先頭車はMc・Tcだが、営団東京メトロではCM・CT

*2:伝統的に、千代田線の電車は車庫内で5両ずつに分かれるようになっている

NANA MIZUKI LIVE ISLAND 2018 和歌山

和歌山へようこそ、水樹奈々御一行様

奈々さんといえば、ライブで全国制覇を目指しているのですが、その一環として先日和歌山でライブがありました。

和歌山ということで、「そういえば、みのりん仲間で和歌山出身のやつがいたな…」というのを思い出し、一緒に行かないか持ちかけたところ、好感触を得たため、連れて行きました。ちょうど夏休みで実家に帰ってきており、たまたまそのタイミングで奈々さんのライブがあるとのことでした。本人いわく「奈々さんのライブはLIVE GALAXYの初日以来2年ぶり」とのことです。

なお、当初和歌山でのライブが発表された際、会場が和歌山ビッグホエールではなく和歌山県民文化会館だったことから、「なんでビッグホエールちゃうねん、チケット取れへんやろ!」と不満タラタラでしたが、実際はあっさり取れてしまいました。

セットリスト

1 STARTING NOW!
2 Love Blossom Angel Blossom
3 アノネ ~まみむめ☆もがちょ~
4 Happy Dive
5 You have a dream
6 沈黙の果実
7 BLUE ROSE
8 PRIMAL AFFECTION
9 PHANTOM MINDS
10 Invisible Heat
11 PARTY! PARTY!
12 still in the groove
13 Hungry Hungry
14 夏色華日 夏恋模様
15 アオイイロ
16 TOON→GO→ROUND!
Happy☆Go-Round!
17 ETERNAL BLAZE
18 NEXT ARCADIA
19 TERMINATED Exterminate
20 FEARLESS HERO
E1 Preserved Roses
E2 君よ叫べ
E3 Birth of Legend
E4 POP MASTER

みかんのライバル

和歌山県といえば、愛媛県と並んでみかんが特産品であることで知られており、奈々さんいわく「和歌山は愛媛の“みかんのライバル”」とのことです。

しかし、実際はここ最近は和歌山のほうが生産量が多いとのことです。

3年前の忘れ物

アンコールでは、前半の公演ではSynchrogazerを歌っていたのですが、熊本あたりから変わっており、西川さんとのコラボ曲「Preserved Roses」でした。ちなみに、奈良では「残光のガイア」でした。

実はこの曲にはちょっとした思いがあり、3年前にびわ湖ホールでのライブに参戦した際、「西川さんは滋賀県出身だから、ここで“プリロゼ”か革命デュアリズムが来るだろうな」と期待していたのですが、実際は歌いませんでした。なので、びわ湖ホールに忘れ物をしたような感じがしました。

コラボ曲はまだ生では聞いたことがなく、和歌山でようやく聞くことができ、3年前の忘れ物を取りに行けました。

らくらく物販

今回は会場が小さく参加者が少ないということもあり、「くろしお3号」で和歌山駅へ向かい、物販が始まる直前に会場入りしても、欲しいものが余裕で買えてしまいました。

何を買ったかといえば、会場限定のピンバッジとラバーバンド、NANAバンド(トレーニング用のバンド、いわゆる“きしめん”)、パインアメでした。

バーバンドはどんなものかというと、みのりんとこで2012年から出ているチャリティーバンドと同じようなものです。奈々さんとこでは2018年から登場しました。色は、和歌山ではみかんにちなんでオレンジです。

そして、ピンバッジのデザインは「梅干を食べるナネットさん」でした。和歌山だけに、パンダの被り物をしたのかと思いましたが違いました。

ジェットスキーには乗りません

奈々さんのホール公演は実に3年ぶりです。首都圏・関西圏の大規模な会場では、ジェットスキーにグライダーなどといった大掛かりなセットを組んでやるのですが、小規模のホールではこれらの演出は省略されています。

ちなみに、大阪城ホールではジェットスキーにまたがってSTARTING NOW!を歌い(甲子園では恐竜の骨格だった)、グライダーに乗ってアオイイロを歌い、最後はヨットに乗ってSynchrogazerでした。

ビッグホエールでやっていれば、これらの演出ができたはずでした。そして、和歌山ということでJR西日本の協力を得て「オーシャンアローに乗ってやってくる」という演出も期待していました。

狙ったでしょ?

中間のムービーでは、奈々さんがジェットスキーで島へ向かうというものでした。いつもはかなり重いテーマなのですが、今回はバカンスにでも向かうのかというぐらい軽いものでした。

しかし、その実ネタに走りがちで、島に上陸して入るにはミッションをこなさなければならないというものですが、これが公演ごとに異なっており、大阪の初日では筋トレ、和歌山では外国人相手にジェスチャーでした。

そして、ナレーションはリンディ・ハラオウンキュアムーンライトの中の人として知られる久川綾が担当しました。久川さんといえば、大阪は貝塚の出身で、実家は岸和田と水間観音の近くの金物屋さんです。「あれ、行き帰りに貝塚を通るやん! 和歌山だから狙ったな?」と思いました。

近畿地方完全制覇への歩み

和歌山公演と、その翌日の奈良公演をもって、奈々さんは近畿地方を制覇しました。2002年に大阪で初めてライブをやって以来、足かけ16年で達成しました。

大阪は三大都市圏(東京・大阪・名古屋)に入るので、比較的早い時期に開催されました。少なくとも東名阪では必ずやるようにしています。2003年のみ、大阪に加えて京都でもやっています。近畿圏では大阪のみでやることが多く、大阪以外でやっても神戸か京都、または大阪ではやらずに神戸だけということもときどきあります。

2011年から、奈々さんは全国制覇を意識するようになり、2015年には実に12年ぶりとなる、大阪以外の近畿圏での公演をびわ湖ホールでやりました。これ以降は近畿圏の制覇が進み、2016年には長年の悲願であった甲子園ライブを実現させるという形で兵庫県でも初開催を果たしました。

そして2018年。残るは和歌山県奈良県だけでしたが、立て続けに開催することで両県とも制覇し、これをもって近畿地方完全制覇を達成しました。

大阪府 2002/11/23 ON AIR OSAKA
京都府 2003/8/25 京都会館 第2ホール
滋賀県 2015/8/23 びわ湖ホール
兵庫県 2016/9/22 阪神甲子園球場
和歌山県 2018/8/18 和歌山県民文化会館
奈良県 2018/8/19 なら100年会館

2002年、奈々さんが関西で初めてやった会場は、西梅田にあった小さなライブハウス「ON AIR OSAKA」(2004年に閉鎖)でした。あれから16年、甲子園で4万人を動員するまでになりました。

Minori Chihara 10th Summer Live -SUMMER CHAMPION-

We are the summer champions!! 平成最後の夏はみのりんとともに。

2009年から毎年欠かさず行われている、みのりんの夏の風物詩ともいえる河口湖ステラシアターでのライブ。ついに10年連続で開催されました。

2014年から毎年欠かさず参加していますが、今年は10年目という節目ということもあり、参加しないわけにはいきませんでした。

セットリスト

1日目 2日目
0 ふじの山(文部省唱歌
1 Tomorrow's chance
2 FOOL THE WORLD 君がくれたあの日
3 too late? not late...
4 この世界は僕らを待っていた
5 「HEROINE」スペシャルメドレー
NAKED HEART
jelly beans
マリオネット
6 Fairy Tune
7 Lush march!!
8 animand~agitato
9 孤独の結晶 不確定性原理
10 Remained dream
11 Sandglass~記憶の粒子
12 Hopeful "SOUL"
13 Flame
14 Paradise Lost TERMINATED
15 Sunshine flower Freedom Dreamer
E1 透明パークにて
E2 純白サンクチュアリィ
E3 夢幻SPIRAL
E4 河口湖サマーライブソングメドレー
みのりん音頭
みのりん☆サーフィン
SUMMER CARNIVAL~みのりんサンバ~
DE purest note~あたたかい音

昔の曲もやってます

今回は10周年ということで、歌ってほしい曲(本人名義)のリクエストを募っていました。

その中から、「昔の曲も歌ってほしい」ということで、キングレコード時代に唯一リリースしたアルバム「HEROINE」から3曲をメドレーで披露しました。「HEROINE」の曲は2012年にバースデーライブで歌っていたこともあり、少なくとも6年ぶりではないかと思います。この時代の曲は初めて生で聴きました。

今でこそ、みのりんの歌手としての路線は、強いて言うなら奈々さんに近いのですが、この当時のみのりんは、どちらかというとほっちゃんに近いような感じがします。

ちなみに、私は「Cynthia」に入れました。河口湖の月明かりの下で聴きたいという思いを込めて入れました。

河口湖の夜空に映える白い光

私はなぜ毎年河口湖に足を運んでいるのか、というと、河口湖で聴く「純白サンクチュアリィ」は格別なものだからです。これだけでも十分行く価値はあります。

河口湖の夜空に映える、一面の白い光。これ以上に美しい光景はあるでしょうか。三宮から河口湖まで、どこへ行っても、どこで聴いても、「純白サンクチュアリィ」と、一面の白い光の組み合わせは最高なのですが、河口湖ということで一味違うものになります。

かっこよすぎるアルバム

Innocent Ageから2年。久々に「SPIRAL」というアルバムが発売されます。とにかく「かっこいい」の一言に尽きます。しかし、あの衣装はお尻がかゆくて仕方なかったとのことです。

その中から、リードトラックの「夢幻SPIRAL」を披露していましたが、これも「かっこいい」の一言に尽きます。
しかし、最初は字面を見ていなかったために「無限スパイラル」と勘違いしていましたが、あとで字面を見て「奈々さんの“夢幻”と、angelaの“Spiral”を合わせたタイトルやな」というのがわかりました。

CDのみのものとBlu-ray付きのものがありますが、ジャケットを見て「両方買おう!」と思いました。ある人は「どこかの化粧品のCMみたい」とまで言っています。

町は、みのりん一色

今年は10周年ということで、町内の各店舗・観光施設とのコラボ企画があったほか、ファンクラブ限定で町内のガイドマップも売られていました。そのガイドマップに、会員特典のあるお店が出ていました。

また、河口湖町内で最大のショッピングセンター「ベル」では、過去10年のライブの写真が展示されていました。

夏の風物詩として、町の人々に受け入れられているようです。

例によって、富士急行とのコラボ企画もありましたが、今回はみのりん本人が臨時快速に乗り込んでアナウンスをやるというサプライズもありました。

カバー曲でたどる河口湖夏ライブの歴史

今年は河口湖でやるようになってから10年目、昨年は100公演達成記念ということで、恒例のカバー曲はありませんでしたが、過去には趣向を凝らした企画がありました。

例年、夏にちなんだ曲や、みのりんの大好きなB'zの曲を歌うことが多いのですが、2011年には「夏の歌」、2013年には「2000年代以降のアニソン」に絞ってリクエストを募っていました。

その中でも、伝説となったのが2013年の「2000代以降のアニソン」でした。いろいろ考えてみましたが、当然というかなんというか、「ETERNAL BLAZE」が選ばれていたのですが、その日は奈々さんも西武ドームでライブをやっていた上に、バンドメンバーにはみのりん・奈々さんの両方に顔が利く人が約1名います。しかも、みのりんのライブなのにコールが完璧で、「君ら奈々さんとこ行ったことあるんでしょ?」といわんばかりでした。そして、みのりんは大先生のことを“ムッシュ”呼ばわりしていじっていました。